「子どもの遊びとはなにか?」

子育てのゴールは、子どもを自立させること。

それはわかってるけど、そのときどきに、

いろんなことが起こるのよ。

っていうものですよね。

 

子どもたちと暮らして20年になりますが、

「それ、子どもたちが小さいときに

誰か教えてほしかったよ〜的な気づき」がいまだにあります。

今日はそのことを書きますね。
(対象年齢は小学校低学年まで向きかな〜)

 

先日、ある方がこうおっしゃいました。

「わたしは体が弱くて、子どもたちとそんなに密に遊んであげられないんです。

みんながディズニーランド行ったり、
夏に海行ったり、
そういうのがFBのフィードでわらわらあがってくると
子どもたちがかわいそうで、うしろめたいような気持ちになります」

 

この方に
「そんなことないよ、子どもたちはお母さんと一緒にいるだけでしあわせだよ」
みたいなアドバイスは、

ブブーーー、

かえって気持ちが重たくなりますよね。

 

ここで考えてみていただきたいのは、子どもたちにとっての「遊び」とは

なんなのか?ってことなんです。

 

遊び、というと

どこかへ連れて行ってあげる

なにか珍しいものを見せてあげる

わーーーーっと興奮するようなことを体験させてあげる

 

親としてはこういうことがまず頭に浮かぶのではないでしょうか。

それもとても大切な体験です。

子どもの脳を明らかに活性化させます。

 

でも子ども側からの目線で見ると、

遊び=楽しいこと。

シンプルに楽しいことは

なんでも「遊び」なのですよね。

 

たとえば、お家のなかで洗濯物をたたむこと。

どれとどれはたたむと同じ形にできる?

これはお父さん、これは?

と人別に分ける、

等々、お母さんと一緒にやる、というだけで十分「おもしろい」作業です。

先日新見さんの「子どもの感性を育てるお片づけ講座」で
子どもたちにTシャツのたたみ方を
教えたのですが、お子様みなさん、
帰ってからやりたくてやりたくて(!)

わたしの棚はさわらないで!と言っています
というご報告を多数いただきました。(笑)

それは子どもがえらくなったからではなくて、「楽しかったから」。

要するに子どもたちにとっては、「遊び」だったということです。

(もちろん親でない人からの言葉、ボイスチェンジも功を奏したとも言えます)

 

昔はどの家も子沢山でお母さんは子どもを前後にくくりつけ、

または畑のわきでかごに寝かせておいて働いていました。

現代では働き方がかわってきているので、
上記のような状況はあまりなくて
お母さんは子どもに合わせて時間を使える人もいらっしゃるし、
仕事に行くから日中は保育園へ、

という人もいらっしゃると思います。

でもどちらであってもそれはあんまり関係なくて、
子どもにとって大事なのは

「お母さんと」やった作業があるか、ないか。
お母さんと絡むこと自体が「楽しい遊び」なんです。

これ、盲点ではないですか?

お母様が自分でこれを認識していることは、実は少ないです。

たとえそれが5分でも。

そして小さいころには「生活の基礎を教える」ということも大事です。

これはわたしができていなかったから、余計に書きます。
(ざんげ!m(_ _)m)

子どもは4、5歳くらいから、いろいろなことを理解するので

タオルの我が家流のたたみ方、

食器の定位置へのもどし方、

そういうことこそ、早くにスタートするべきです。

物心ついたときには、やっていた、というのがベスト。

 

 

子どもの個性や強みにあわせて、勉強の習い事を早期にはじめるのもいい、

でも能力開発は生活力のうえに積み重ねるとさらにパワー倍増です

生活力のある子は仕事ができる子になるのでね、
次の展開が予測できたり、
相手が何をほしいかを理解したり、
社会へでてからの生きる力は、実はこのへんにも根っこがあります。

(ああ、イタイ・・・誰か教えてよ・・・)

 

実際、先日うちに泊まりに来た女子大生の多くが、

洗濯機をどうやって使うのか、よくわかっていませんでした。

19、20歳にもなって、びっくりでしょう。

でも小さいときから生活に関与している習慣がないと

洗濯機を学ぶ隙間って以外とないのですよ・・・・。

そして親は我が子が「何を知らないか」を知る機会はほとんどありません・・・

 

 

話がそれましたが、

子どもと遊ぶ、という視点の置き方を

外に遊びに行く、ばっかりにフォーカスしないでも

生活のなかに「子どもにとっての遊び」はたくさんあるよ、

というおはなしでした。

 

大人は「お手伝いはつまらないだろう」という思い込みがありますが
(実際子どもがえーーーー!って反発するときも多いですしね)

導入しだいでは・・・?

ひっくりかえせば

大人がもっている価値観の「つまらないこと」と

子どもがもっている「つまらないこと」は必ずしも同じではないとも言えます。

 

そういうメガネチェンジをして、一度生活を眺めてみると

おもしろいかもしれません。

炎天下にプールに出ていかなくても、

意外と子どもにとっての心に残ることは家のなか、にあったりするかも・・・

 

 

もちろん、プールに行ける人は、いっぱい行ってくださいね!

まちがいなく、すばらしい!!思い出。