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うちの子育て奮闘記

【不登校はチャンスです①】「うちの子、なんで学校行かないんだろう」

2018年7月6日

 
「HSCのサイトなのに、なんで不登校?」
 
はい、不登校の子の半分以上はHSCの子ではないかと
実は現場ではささやかれているんです。

 

繊細ちゃん・敏感ちゃんだからこそ、
共感力が高すぎてお友達の気持ちが全部読める、
音や場の雑多なエネルギーに敏感、
大人の矛盾や嘘に気がついてしまう、

 

そういう特性があるからこそ
学校にそぐわない子が多い。

 

スクールカウンセラーの方々のあいだでもHSCのことは
最近勉強会などが開かれているところもあるようです。
(調査・統計が取られるとかそういうところまではまだ行っていません。)
 
 
ところで、
少し前の不登校の子の一般的な特徴は、
学校の勉強についていけないとか
健康上の問題があるとか
お友達とうまくいかないとか
具体的な理由がありました。

ですが最近の不登校のお子様で多い特徴は、

明るく、友達も多く、
勉強についていけないほどでは無い、

かえって頭のいい子が多い、
健康上の理由もない

そういう子がとても多いそうです。

この子たちのなかにもHSCの子はたくさんいるでしょう。

 

学校で我が子が元気に手をあげるって
普通の日常だと思ってた。。
 
それなのに我が子が突然学校に行きたくないと言い出したら、
親としては本当に「え??なんでなの?」ですよね。
学校に行くって一番基本的なことなのに?
行かないってなに?!って。

 

私たち世代では学校に行かないなんて、ありえません。
そのくらい学校は「前提の前提」「意識できないほど普通なこと」です。
 
 
ある日突然玄関でカバンを持ったまま動けなくなり泣き出す、
どうしてもいけないとぼそっと言う、
 
反抗期かしら?
どうしてなの?
わたしたち親は
戸惑いを隠せません。
 

 

お友達と何かあったのかな?
先生に怒られたのかしら?
まあ、でもそのうち行くでしょう。
 
最初はポツポツ行く子もいれば
パタリと行かなくなる子もいる。
 

 

朝起きられない。
お腹が痛い。頭痛がする。
なぜかわからないけど
お布団から出てこられない。

 

どこか身体がおかしいのかしら?

 

スクールカウンセラーの先生に相談したり、
担任の先生に相談したり・・・
 
なんとか学校へ行って欲しい。

 

学校で手をあげられないとか
給食が遅いとか
良い点とれないとか
先生に目をつけられているとか

 

もはやどうでもいい。
とにかく健康で、学校へ行ってくれさえすれば・・・。

 

「学校というのは基本の基本でしょ。基本的なことを基本的な知識を身に付けておかなければこの先社会でどうやって生きていくの。進学はどうするの就職はどうするの。」

 

すべての人生が閉ざされたような気持ちに、なります。
 

 

なんで行けないんだろう?
なんで?
なんで?
 

 

でもHSCの子どもははっきりした理由を言わないことがほとんどです。聞けば聞くほど「別に」とか「んーーー」とか言ってうつむいたりします。
 

 

先生も学校で
または家庭訪問にわざわざ来てくださって
なんとかコンタクト取ろうとしてくれます。

 

そしてスクルカウンセラーの先生には
「お母さんがどーんとしてないと!」って
ハッパかけてきてくださる先生や
「無理に行かせなくていいよ」って先生や
一生懸命寄り添う努力をしてくださいますね。
 
 
・・・・でも事態は一向に解決に向かわない。

 

そのあいだ、一番お母さんを苦しめるのは
「本当はなぜなのかがはっきりしない」

 

ということが多いです。
 

 

不登校の子って特別な子だと思ってた。
まさかうちの子が?
・・・・・つらいですよね。
出口が見えないということは。
 

 

 
そのうち、我が子はどうしても学校になじめないのだと
わかってきます。

 

理由はわからないけど、どうしても行かれないのだ・・・・。
 
 
このようなお声を聞きます。

 

「とにかく病気なら病名がはっきりしてほしかった」
「発達障害なだ発達障害って誰かに言って欲しかった」
 
けれども逆にこのようなお声も伺います。

「判定をうけるのがこわすぎた」
「最後通告のような感じがして、すすめられたけど
どうしても病院や療育の検査を受けに行けなかった」
「5年もそのままだった」
「みんなと違ってしまう、普通からはみだしてしまうのが怖かった」

 

あえて言わせていただこうと思います。

 

不登校はチャンスです。

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