2018年7月18日
今日は
『不登校のお子様の居場所を見つける』
について書きたいと思います。
HSC、不登校の繊細なお子様の場合、
数うちゃ当たる方式で闇雲に
何かの習い事とか、コミュニティとか
何かの居場所をマッチングするのではなくて、
まずその子の内的な世界を見てあげると
早くいいところが見つかります。
居場所ジプシーになると疲れちゃう。
お子様は学校は
「自分には合わなかったんだな」、
ということが自分でわかった。
すばらしいです。違和感をきちんとキャッチできた。
それはお子様の人生を長い目で見たら、
豊かな経験の1つになると信じますが、
そのお子様がまた合わない世界に送り込まれたら、
そのときのショックは結構大きいものかもしれません。
もちろんそれでも「次いこう!」でいいのですが
なるべく合うものの方向を絞っていけたら、
それに越したことはありませんね。
例えば絵が好きな子だ、それも立体感覚がとても優れていて
小さい時から飛び出す絵本が好きだったり
物の立体感を見ているかという子がいます。
それは全体の数からしてみたら
とても希少性のある珍しい才能です。
そこのところをきちんとわかって
伸ばしてくださる先生についたら
そのお子様の世界はどんなにぐんぐん生き生きと広がるでしょう。
教室を見学に行く時、
先生にどういうことを主眼として教えるか教室を運営しているか、
確かめたいですよね。
そして、同時に一流のアーティストの物、
世界観の合う作家さんの作品
そういうものを見せて伸ばしていく、
そういう現実の日々の楽しみを
お母さんがちりばめてあげたらもっとぐいぐい伸びます。
展覧会なども絶好のツールです。
そこでも感想を話し合ってみるといいです。
何に注目したのか?どこを見たのか?
それがまた才能発掘の手がかりになります。
毎日のお子様の行動から、
お母様とのやりとりから、
中心的な才能を発掘し、
居場所の探し方、
先生や主催者とのやりとりで聞き出すこと、
そういうこともシェアしていきたいと思います。
無理にお子様を
どこかのコミュニティに所属させることはありません。
現状、毎日家にいるので満たされていて、
とっても楽しそうならそれでよしです。
(お子様は自分の安心のフィールドを作っている段階かもしれません)
でも
なにか、やりたいんだな、
手持ち無沙汰で退屈そうだな、
と感じるのでしたら、
ぜひ親以外の大人と出会わせる、
居場所を見つける、
をやっていただけたらなと思います。