コラムColumn

HSPであるママへ

子育て中のママが自分を大切にするって、どうやって?

2020年8月17日

「ママの夢って何?」

 

もしお子さんにそう聞かれたら、

あなたは何と答えますか?

 

 

学校で将来の夢を考える授業でもあったのでしょうか?

 

当時、小学校高学年だった娘にこう聞かれた時、

私の頭には正直何も思い浮かばなくて、

 

「うーん、ママの夢はね、家族が健康でいることかな」

と、とっさに答えました。

 

今考えれば、

それが夢でも全然構わないのだけど、

その言葉が口から出た時、

愕然としたのを覚えています。

 

「あれ、私の夢って・・・

自分のことじゃないんだ?」

 

もちろん、

家族の健康はいつだって大切だし、

それは今も変わっていません。

 

 

でも、私の夢ってなんだろう・・・

 

あれ、特に何もない⁉

 

 

私はどうなりたいとか、

私は何をしたいとか、

 

その頃の私にはなーんにも無かったのです。

 

無かったというか、

自分が望むものが

わからなくなっていたのでした!

 

 

ちょうどこの時期は、

私の心境にも変化が出てきた時期でした。

 

それまで私にベッタリだった娘が、

これから反抗期を迎え、

そのあとは家庭から巣立つ時がいつか来る・・

 

今まで、「母」という役割を

自分の拠り所にしていたところがあったのに、

 

娘が巣立って行ったら、

母という役割を手放した私に何が残るんだろう?

 

子育てに没頭することで自分の居場所を感じていたし、

 

キッズ英会話教室の主宰はしていたけれど、

私にはなんの取り柄もないし、

積み重ねてきたキャリアもない。

 

そんな風に感じていたので、(どこまでも自己否定!)

 

いずれは娘が離れていくのだと想像した時に、

その後の私の人生はどうなっちゃうんだろう?

と、急に恐怖や不安が押し寄せてきたのでした。

 

そして、

「平均寿命まであと40年かぁ、

そんなに生きるのってめんどくさいな」

と感じている自分に気付いて、

またまた愕然としたのでした。

 

(平均寿命越えで生きるつもりでいた図々しさよ 笑)

 

 

 

母として、妻として、

その役割をしっかりと果たす理想像に近づこうと

頑張っていたのでしょうね。

 

 

娘が喜ぶように、

夫が仕事から帰ってきて家で寛げるように、

 

つまり、みんなの機嫌が悪くならないように!

私の居場所がなくならないように!

 

いつしか、何をするにも家族優先になって

自分の気持ちや自分がどうしたいか、を

考えることをやめていたように思います。

 

むしろ、そうすることで

家庭がうまくまわっていくと

思っていた節すらあったかも。

 

そして、自分でそれを選んでいたにもかかわらず、

娘が思い通りに動いてくれていないと

イライラして声を荒げたり、

 

夫が家事を手伝ってくれないと文句を言ったり、

口に出して言えない時は態度で示したり(笑)

 

今思えば、

実際は夫はよくやってくれていたのに、

心の中の自分自身への不満のベクトルが

夫に向いていただけだったのでしょうね。

 

「私ばっかり」ってふてくされていました。

 

相当こじらせてましたね(笑)

 

 

あの時、「ママの夢は何?」と聞かれて

すぐに答えられなかったことが、

それまでの生き方を振り返って

私が私と向き合うきっかけをくれたように思います。

 

初めて受けた心理セラピーのセッションでは、

 

「自分がやりたいことが全然わからないんです!

このままじゃ、死ぬ時に後悔しかないです!」

 

ずっと誰にも言えなかった不安な思いを

大泣きしながらぶちまけました。

 

セラピーをすることで

自分を閉じ込めていた鎧が一着脱げて、

すご〜くすっきりしたことを覚えています。

 

 

それから私はカウンセリングや心理セラピーを通して、

少しずつ「私」を取り戻してきました。

 

 

母はこうあるべき、

妻なんだからこうしなくちゃ、

と自分を枠にはめていたことを

少しずつ手放していったり、

 

(小さなことですが、

例えば、罪悪感なく飲み会に参加することとかね。)

 

 

周りから良い母親やってるって

思われるように頑張っていたけど、

自分が思っているほど

実は周りの人は私のこと見ていないよね

ってことに気付いたり、

 

(そう、だって、

みんな自分のことで精一杯だもの!

 

良い母をやっているかジャッジしていたのは

私自身でした。)

 

 

娘に「こうあって欲しい」という思いは、

実は「私がこうありたい」という思いだったんだ、

ということに気付いたり、

 

(宿題をなかなかしない娘にイライラしていたけど、

娘がちゃんと宿題をすることで

『私は良い母親だ』と感じていたかったのは私でした)

 

 

イライラが抑えられないのは、

自分の心の奥で叫んでいた

「愛されたい」「わかってほしい」という心の痛みが

矛先を変えて他人(特に家族)に向いていたのだ、と気付いたり。

 

(そう、どんなに相手が悪いのに!と思っても、

心をのぞいていくと、

そこには傷ついて助けを求めている

愛おしい私自身との出会いがありました)

 

 

癒しのプロセスはとてもゆっくりだけれど、

自分の心をすこーしずつ紐解くことは

自分自身を理解することを助けてくれたし、

 

私が私らしくいられる時間を

少しずつ増やしてくれました。

 

 

そのおかげでしょうか、

自分が好きなことや楽しめることを思い出したり、

これいいな、というモノやコトを選び取ることが、

少しずつできるようになってきました。

 

 

ママはついつい家族を優先しがち。

それは、家族を愛しているからこそ♡

 

でもね、ママだって、自分を優先してよいんです!

 

いや、むしろ自分を優先する時間や場所を大切にして

ハッピーでいてくださいっ!

 

その方が結果、家族のハッピーに繋がるから〜♫

 

 

今、自分の夢がない、

むしろ、それどころじゃない!

 

だって、毎日の生活で精一杯、

子どもの世話で1日が暮れちゃうもん!

と思うなら、焦らなくても大丈夫。

 

今はただ、

人生の中でそういうステージなのかもしれません。

 

 

でも、もしも、

毎日自分のことに時間をかけられないよ!

というあなたが、

そんな中でも私も私を大切にしてみたいな、

と思ったら・・

 

まずは、自分が心地よい小さな選択を重ねていくことを

してみてくださいね。

 

例えば、

子どもの好き嫌いに合わせて作っていた

夕飯のメニューの中に、

自分が大好きな一品を作ってみたり、

 

家族が喜ぶから、という理由で

買うものを選びがちなところを、

あなたがワクワクするデザインのものを選んでみるとか。

 

子育て中だからと我慢していた

アートの展示会や映画館に

一人で出かける時間を持つとか。

 

(もしお子さんを預けられる状況なら、

それをする許可をぜひ自分自身にあげてくださいね)

 

 

ん〜、何をしたいかなんて、

それもよくわからない、というあなたでも、

もしかしたら、嫌だなぁと感じることはわかるかも。

 

 

嫌だなぁ、やりたくないなぁ、と

本当は思っているけどやっていることを

少しずつやめてみるのはどうでしょう?

 

 

例えば、

本当は気が乗らないママ友との会。

 

子どものためにって我慢して行っているとしたら、

3回に1回はお休みしてみる、とか。

 

 

毎日疲れていて面倒くさいと思っているのに

ご飯は手作りで!って頑張っているとしたら、

 

たまにはお惣菜を買ったり

外食してみることに

オーケーを出してみる、とか。

 

 

それでも、

そんなことしたら

他のママたちからどう思われるか不安だわ、とか

罪悪感に苛まれちゃう・・

 

という思いが湧くのであれば、

 

まずは、そういう思いが自分の中にあるんだね、

って気付いていてあげてくださいね。

 

なんてったって、

あなたの一番の理解者はあなたですから♡

 

そして、嫌だなぁって思ってるのに

やってる自分、えらい!と褒めてあげてくださいね。

 

 

もし、それでも、あ〜〜〜〜〜(涙)となるなら、

それは自分では気付いていない思いが

潜在意識に眠っているかもしれません。

(いや、必ず眠っているんですよ!)

 

イライラやモヤモヤな感情って

ネガティブって毛嫌いされがちだけれど、

実は根っこは愛で溢れているのですよ〜!

 

プロの心理セラピーやカウンセリングをどんどん利用して、

ぜひ未知のあなた自身に出会ってみてくださいね♫

 

 

ちなみに、今、

「ママの夢は何?」って聞かれたら、

「特に夢はないなぁ」って答えるかもしれません。

 

え?夢、結局無いんかい?って突っ込まれそうですが(笑)

 

 

同じ「夢のない私」でも、

その自分にダメ出しをしているか否かで

まったく捉え方って変わるものです。

 

 

今はね、自分のハートが喜ぶものや

ピンと来るものを選び続けていくことで

人生は思ってもみなかった方向に広がっていくんだ、

と実感しているので、

 

あえてその流れに乗ってみる

波乗り人生を楽しんでいる感じです♫

 

 

子育てに一生懸命で、

娘にばかり意識を向けていた時は

娘との喧嘩が絶えなかったのですが、

 

自分を少しずつ優先して

ハッピーでいられるようになってきたら、

 

娘のハッピーも尊重できるようになってきて、

娘との喧嘩は本当に減りました!

 

 

子育てのハウツーを学ぶのも大切だけど、

ママがまずは自分自身を大切にしてね、

と声を大にして言わせてくださいね。

 

自分を大切にすることができずに、

随分と長い間こじらせていた私からのアドバイスです(笑)

 

どうぞ、あなたがあなたを

喜ばせることにエネルギーを使ってくださいね。

 

 

世界の平和は、あなたの心の平和から。

 

 

◆前回までのコラム

HSCの個性を伸ばしてあげたい!でもありのままの我が子を受け入れるのって難しい!

「泣きたいのはこっちだよ!」と思うママへ。思いっきり泣いていいよ!

 

writer: フィールドあや(16才女子の母)

・HSP専門 心理カウンセラー&セラピスト

素の自分のままで自由に軽やかに生きたいHSPさんをサポートしています。

 

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