「お兄ちゃんは学校行かなくてずるい。」兄弟のその一言をどうするか

今日は
最近、寄せていただいた疑問、
不登校のお子様のきょうだいの一言

「お兄ちゃん(お姉ちゃん)は学校行かなくてずるい」

にどう対処するか、
ということを書きたいと思います。

不登校のお子さまには、
もちろんご兄弟がいらっしゃることも多いです。

「HSCが長女で」

「HSCの子は真ん中の子なんですけど」

そのように
ご両親がきちんと把握をしていらっしゃる場合も多く、
セッションでは不登校当事者のお子さまのことだけではなくて
他のご兄弟との関わりについて伺うこともあります。

そういう中で、冒頭の発言。

不登校の当事者の問題も重たいけれど、
兄弟がずっと家にいるお兄ちゃん、お姉ちゃんのことをズルイという、
それに頭を抱えているというお話もでます。

 

さて、ここで考えていただきたいんです。

 

不登校で学校に行かないでラクでいいな
と言う子がいる。

でもそれは本当にラクでしょうか。

私は、全く逆のことを考えています。

 

子どもであっても、
どこかの組織に所属しているはずが
していないというのは、
とっても苦しいことなんです。

 

特に日本はこのように
学年に違う年齢の子どもがいない文化ですね。
(デンマークなどは一年生に入るときにその子の発達度合いによって幼稚園にいるか、小学校に入るか融通性がある、要するに違う年齢の子が学年の中で混じっている場合がある)

オトナのご自身のことに
置き換えてみてください。

会社に行かないで家でずっと休暇。

家事を全くしないでずっと休暇。

1ヶ月はいいかもしれないけど、、、。

話が合う人も

意見をし合う人も

いなくなった世界は、、、?

 

 

学校に行けない当人のお子さまは、
はだいたいこのように感じています。

「普通のことができないダメな僕(わたし)」

「どうしてこんな風になっちゃったんだろう」

「普通になりたい」

「もっと強くなりたい」

 

本当は非HSC側に合わせて
【強くなる】という考え方はナンセンスなのに、
こどもは世界が狭いですから
自分を否定して自分ではない人になろうと努力を重ねる、
生きていて自分でない人になろうとするほど
苦しいことってあるでしょうか。

 

下のご兄弟には、
正直にこころを開いて
お話をされることをオススメしています。

 

例えば

「お兄ちゃん(お姉ちゃん)は、学校にどうしても行けない。

無理やりいこうとすると身体がイヤだって言って、病気になりそうになっちゃうんだ。

学校に行かないことは、そんなに羨ましい?

試しに学校を1週間お休みしてみるかい?」

という感じです。

(実際、このことは学校一週間分の授業より、ご家族にとっての将来に大きな影響があるかもしれません)

 

もしも本当に試してみて、
それでも下のごきょうだいが
【やっぱ、家にいる方が楽だ】
と言ったら、

その子は間違いなく
10万人にひとりの世紀の天才です。(笑)