「子どもの不登校のことで明日学校と話します。気をつけたらいいこと、ありますか?」

HSPセミナーの一番最後の質問コーナーで
ある方がご質問をくださいました。

 「HSCの子どもの不登校のことで明日学校と話します。これからさき、気をつけていったらいいこと、ありますか?」

お子様が学校に行けなくて
気持ちがまったく晴れないのに、
明日から話合いという新しい方向のものがきて。

それは不安ですよね。

学校という大きなモノを目の前にして
わたしひとりで大丈夫だろうか、
という気持ちにもなりますね。

わたしが提案したのは以下のことです。

①まず担任の先生が、HSPについて理解してくれそうか、会話のなかでさぐってみる。

お母様もHSPでいらしたので、これは簡単だと思います。

「最近新聞とかネットニュースとかで、ひといちばい繊細な子っていうのが話題みたいですね。」

くらいから話をふってみるとか。

知識で理解できるかでなくて、
「繊細」「敏感」というニュアンスがどういうものか
感じ取れる先生かどうかってことです。

これはいいか悪いかでは、もちろんありません。

非HSPにとっては、「敏感」っていくら言われても、
なんだそれ・・・え?なんで?といった風に

「努力はしているけど、何について言っているのかよくわからない」

という感じの受け取り方の方もいらっしゃいます。

でもそれは仕方のないことですよね。

「1キロ先のシマウマが見えるマサイ族の視界」をイメージしろ
と言われてもなかなかにできません。

聞けば、そういうもんか・・・と思うけど実感がありませんよね。

お子様の感覚を理解してくれそうな先生なら、
とってもラッキー。

そうでなかったら、そうだよね、そっちのほうの人数が多いんだから、

とそこについてはさっと切り替えて

②「先生、うちの子を応援してくださいませんか?」という言葉や気持ちでいきましょう。

その先、どのような話し合いになるかは
わかりませんが、

「先生なんだからわかってよね」
という気持ちで行くのは得策ではないです。

先生は30〜40人の子どもを見ています。

気持ちの面で「そんな要求無理!」と思われたら、
口でいくら「わかりました」と言われても、
いい方向に進みにくいです。

まずは先生の気持ちが気持ちよく
お子様を理解しよう!
となるように工夫しましょう。

ここまでは土台の話です。

③お子様のエネルギー(活力)状態を観察しましょう。

学校が言うから、

保健室登校させなくちゃ
給食登校がいいのかも・・・

と学校の言うことは
正しいと思ってしまいがちですが、

学校はお子様のことを
お母様ほど知りませんから、
どうぞお母様の気持ちとカンを大事になさってください。

「いやなことでもできなくちゃ、この先どうするの?」

は大人としては思いがちですが

いやなことは大人だって、
やりつづけたら病気になります。

一番基本のところで納得していたら、
子どもは少々いやでもがんばれます。

でも生命エネルギーにかかわるほど
(ぐったりするほど)いやなことは人間そのものを削ります。

おこさまが今、どの程度のエネルギー状態か、
そこを観察されるといいですよ。

④お子様を世界の中心に置きましょう!

お子様は学校では才能開花できないのかもしれません。

規格外なのです。

普通にできない、と思わずに
そのとんがりを育てましょう。

その普通じゃないとんがりの裏側に
必ずお子様の才能がありますから。

学校システムに適合した子はラッキーだったかもしれない、

学校システムに適合する子のほうがラクだもん、
そのほうがいいに決まってる、

でもそうじゃなかったお子様は
どこかちがう場所で突き抜けるのです。

 

学校に合わせて育てるのではなくて
お子様を伸ばす人材を
これからまわりに配置することをかんがえましょう。

それは習い事の先生かもしれない、

地区センターのおじさんかもしれない、

となりのおばちゃんかもしれない、

塾の先生かもしれない、

この子、すばらしいじゃん、と言ってくれる人だけを

まわりに置く、と心に決めて

そういう人に出会うところはどこか、ゆっくり探しましょう。

⑤現状の改善のためには「HSCの子育てハッピーアドバイス」(明橋大二先生著)から

9章「学校の先生のために」をコピーして学校へ持っていきましょう。

 

先生と、学校と、信頼関係ができてから、
がいいです。

1度話をして、次回に、など。

人間というのは、
何度も会う人に好意を持つようにできています。

時間の長さじゃなく、回数、が大事です。
(これは脳科学で証明されています)

明橋先生は9章の部分を著作権フリーにしてくださっているそうです。

コピーして持って行っていいし、配ってもいい、
とおっしゃっていましたので
具体的にはこういう行動をとってほしい、ということを
「応援してください」の言葉とともに学校にお渡ししましょう。

わたしがお伝えしたのは上記のようなことでした。

 

学校に今、行けなくてもそれがずっと続くとはかぎりません。

大丈夫!

まずは学校と信頼関係を結ぶことを第一優先にして
臨んで見てくださいね。

 

いってらっしゃい!

 

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