デンマークプログラムって自分にとってなんだったんだろう

2020年7月よりHSCちゃんを育てるHSP母のコラムを
15名のメンバーで日替わりでアップさせていただきます。

さまざまな立場からの、さまざまな年齢のHSCちゃんの子育て現場レポをどうぞ。

 


でもなんか行ってみたいんよな~

氣づけば、子どもたち二人とも、
もう成人しました。(24歳息子・21歳娘 ふたりともHSCでした)

速かったような、遅かったような、、、

なんて使い古されたことばだけど、本当ですね。

 

昨年の春先、
「デンマーク教育システムプログラムってのに参加したいんだけど」

と、夫に切り出したとき、

 

「え? でも、学校教育って、ウチはもう終わったんじゃ?」

と最初は言われ、

まあ、そうなんだけどさ、確かに、、、ふむ。

目下子育て真っ最中な状態でその手掛かりに、なんていうのでもなければ、
教育問題に取り組んでいるとかその専門家でも全然ない。

でもなんか行ってみたいんよな~
って思ったのでした。

でも、それでよかった。それがよかった。

自分にとっては本当にいいタイミングだったんだなあと

勝手に自画自賛して満たされています。

 

詳しくは訊きもしないけど、外国へ旅することは、

ぜひとも行け、

せっかくならもっと長く行け~、

と言ってくれた夫にも本当に感謝です。。。

(2019年8月開催のデンマークプログラムより)

 

子育てなんて向いてない、ちっとも向いてない。

って折に触れて思ってきました。

近年の学びのおかげで氣づくことがあり、
自分の子どもたちも、表れている特長に違いはあれど、
やはりHSPの氣質が濃く出ている部分ってあるなあと実感するこの頃です。

もちろん、小さかった頃にもその影響はあったと思い出せますが、
当時はそんな概念も知らなかったし

ただただ起こる出来事に対処しようとしていました。そんなものですよね。

 

でもでも、今は昔、

そもそも、けっこうなHSCちゃんだったのは

なにより私自身なのでした!(笑)

photo: 長束加奈

 

それを認めるのってなんだかかなり時間がかかりました。

 

でもようやく振り返って考えてみると、自分の子たちより、
子ども時代の自分の方がHSC度は高かったなと思います。

 

そういう質もあっての自分への「子育て向いてない感」に繋がるんだろうなあ
と、今はよくわかります。

 

子どもとの生活は壮大なマルチタスクで待ったなしで、
ダウンタイムとか言ってる場合じゃなかったりしますものね。

向いてないとやたら思いながら、
それでも子供の話題にはいつも注目せざるを得なくて、
その尊さによく圧倒されてしまう自分は、
子どもと過ごした日々のおかげで本当はこちらが助けられ、
体験、経験を得てバランスをとってこられたのですよね。

 

昨年のデンマーク行きは、
子育てもなんとかかんとか時期的に終えてこられた親としての私も含め、

かつてけっこうHSCだったんだ、な、
そして今もHSP度けっこう高め、な、私を、

愛でるように、再確認するための旅だったんだなあと、ますます思っています。

 

 

「違い」をおそれないでただ見つめる

コペンハーゲンに行く前の事前プログラム(zoomで集合)で、
海野先生(コペンハーゲン大学 心理学研究者)のこのことばを聞いて、
なんだかハッとしたことを思い出します。

<海野さんの言葉>

「これからの世の中は、

みんなと同じことが同じようにできることじゃなくて、

他の人と違うことができること、

他の人と違うアイディアを持っていることが求められるんです。」

 

他の人となんだか違う、、、という感覚を
ネガティブな割合多めで感じることが多かったかもしれない
感性キッズやそのそばにいる大人たちにとって、それは、
励まされるようなお尻をたたかれるような響きですね。

 

世界は広くて、いろんな価値観にあふれていて、
アナタとワタシは違うと認め合っても大丈夫。

 

そこからしか始まらないのだということを

また改めて思います。

 

また、プログラムに、

何か同じ氣になる匂いを嗅ぎつけるように、

氣になる音や響きを聴き分けるように、

集まるべくして集まったような参加メンバーの人たちって、
やはりどこか似ているのでしょう、
繋がるのに時間空間の壁が少ない感じがして安心でした。

 

それは、この「感性キッズ」のサイトに

なにかしら惹かれるものを感じるなあって集う人たち同士

というのときっと同じですね。

 

それでも、そんな皆さんも、もちろん、

たとえば同じ繊細な質を持ち合わせていたとしても、

誰一人同じではない、それぞれ圧倒的に全く違うのだというのが、

大事な前提で、かつ、なによりすてきなことなんだと思います。

 

共に参加する様々バラエティに富んだすばらしい大人たち、子どもたちに

触れられた時間が

私にはなによりも刺激的だったのでした。

 

「嗚呼、こんな繊細さがここに、、、。」と、

 

その人の輝く光みたいなものを垣間見られたように感じた

瞬間が何度もあり、
たくさん驚き、感じ入り、しみじみしました。

 

本当にありがたい体験でした。

 

違いを恐れないで、それを手に取り、感じ入り、

ただ見つめるということで、

何かがゆっくりと楽なほうへ動いていくような氣がしています。

 

 

writer: 京都の けんはな ☆ すぎえ じゅんこ ☆(24歳/男、21歳/女 の母)

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・京都で逢う日 ~おもろいやっちゃ~:https://ameblo.jp/kenhana-tanoshihoue

 


photographer: 長束加奈(10歳男子、8歳男子、6歳男子の母)

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