2018年6月5日
学校に行けなかったり、
今あるシステムになじめない、
なにかが「できない」ように見える時、
親は焦ります。
他の子についていけていない?!普通と違ってしまう
この先どうやっていったらいいのだろう・・・
進学の道、そのあとに続く将来の道が閉ざされるのでは?!と途方にくれます。
思えばわたしたち母親は、
こどもがいかに「できること」を増やしていくか
ということに注力して暮らしてきました。
目で手の動きを追えるようになった。立てるようになった。ご飯をひとりで食べられるようになった。階段を降りられるようになった。靴のヒモを結べるようになった。字がかけるようになった。お友達とうまく遊べるようになった。学校へひとりで行けるようになった。時計が読めるようになった、、、、(今小学校1年生w)
そうやって、果てしなく、できるようになることを応援してきました。お母さんえらい!
だから「え?順調に育ってない?」と思うことがでると焦りますよね。
お友達とちゃんと遊べてないみたい。算数の図形のところでつまづいているみたい。サッカーでお友達と積極的にボールを奪い合うようなことができてない。忘れ物が多くて、先生によく怒られているみたい。人の気持ちをちゃんと汲めてないみたい。
とりわけ、「学習方面」と「人間関係方面」には親として心をくだきますね。
将来、この社会のなかでうまく生きていけるように、それには学習と人間関係はキーになることを大人だったら誰でも知っている。
【現在、学校に行けていない。】
これはもちろん由々しき問題です。
でもどう由々しき問題かというところを、きちんと考えてみましょう。
自分はどこに対して一番不安を感じているのか?
「他の子と違ってしまうこと」でしょうか。
「勉強の道が閉ざされる」(と感じる)ことでしょうか。
「うわ、忙しいのにわたしの手間が増える!フォローできるのか?」ということでしょうか。
親として、どこに一番不安を感じているか、クリアーにすることによって、対処方法がちがいます。
「他の子と違ってしまう」
➡︎そのために不安なところはどこなのか、そこにはご自身の価値観の核があります。
それはご自身が本当に望むものなのかセッションを受けましょう。
違うからこそ、人は仕事ができます。人にはできないけれど、自分にはできることを使って、その差異にお金を払ってもらうというのが仕事です。
他の子と違ってしまうというのは根拠のない不安です。自分軸を自分で客観視するのは、どんなに悟った人でも難しいです。意識は自分が作っているから。
自分では生涯自分の顔を直接見られない、ということです。
鏡を探して、他の子とちがってしまう、からもう一歩先へ進みましょう。
「勉強の道が閉ざされる」
➡ いえ、、、閉ざされません。(笑)
今はオンラインでとれる授業も、受験ではないおもしろい塾もたくさんあります。
子どもの知恵をどうやってのばそうか、その具体案を考えるだけです。アインシュタインもさかなくんもスティーブ・ジョブスもみんな学校に適応が難しい問題児でした。
そしてゲームをやりすぎ、と心配する親御さんもいらっしゃいます。
まずは「現実が辛すぎて現実逃避するためにゲームをして時間を潰しているのか、
ほんとうにゲームの「何か」がおもしろくてやっているのか」を見極めましょう。
「うわ、忙しいのにフォローすることができるのか?学校への登校下校につきそうとか無理!だからと言って、家にひとりでいられるの心配。わたし大丈夫か!?」
➡ ︎具体的な方策を考えましょう。
仕事がある、学校へ行ってもらわねば。
本当にそうでしょうか。一度常識を疑ってみましょう。
「家にいたら勉強しないもん。」
本当に熱中できることがあれば、子どもは驚くほどの集中力を見せ、熱中します。
さきにそちらを見つければいいですし、
子どものことを見てくれるサポートの手を探すという方法もあります。
例えばキッズラインというシッターサービスは乳児〜15歳までカバーしており、
家庭教師ができるシッターさんもいます。
行政サービスによってシルバーさんを派遣してもらったり、
夕飯を作ってくれる人をたまに頼んだり、
お母さんがパンパンにならない工夫をぜひやってくださいね。
そして、よくがんばっている自分を、ぜひイイコイイコしてあげてくださいね。
子どもは、お母さんに笑っていてほしいんです。
余談ですが、お母さんが幸せになるために、そのために生まれてきた、
という胎内記憶を話す子どもが
HSCの子にはたくさんたくさんいます。(特殊能力がある子も多いです)
さあ、今日もまずはわたしたちが幸せでいましょうね。