【不登校はチャンスです③】学校に我が子の幸せはないんだわ。やるせない気持ちはどうすればいい?
皆川 公美子
2018年7月7日
前回はどうして子供たちが学校に行けないのか、
というところに迫りました。
繊細ちゃんHSCの子供たちは、
感性が鋭い子と言ってもいいと思います。
彼らは違和感を感じていて、
ここは自分の暮らす世界ではない
ということが心の底から湧いてきます。
だからどんなに大人が行けと言っても
楽しくいけない。
本人だって頭ではわかっています。
「学校へ言って基礎的な勉強やっといたほうがいい」
なんてわかってます。
でも身体がついていかないですね。
(胃腸などのほんものの病気にかかっていて
不登校になっている子もいるという報道がありました。
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学校を否定するつもりはありません。
私は学校が大好きです。
子供たちのフェスティバルを仕掛けたり、
自分たちでバンド組んで
「ドラエモン主題歌」から「ソーラン節」まで、
今年9年目のお手伝いにて
子どもたちを一生懸命笑かしちゃいます。
ビバ学校!!
あの一体感、みんなで盛り上がる感じ、
先生が踊ってみんなが笑う場、、、、
集団になじめて、楽しいと思えるならば
子供にとって学校はこれ以上のすてきな場所はない
と言っていいでしょう。
去年はもちろんブルゾンちえみ。先生方です(笑)。
ジャスティーーーーーース!&りゅうちぇる。
この場所で子どもが笑うことができたなら、
それはもう最高です。
だから、
もし気持ちが向いて学校へいけるなら、
それはわたしはとってもいいと思っています。
学校へ戻る余地があるのか、
試せることは試してみよう。
けれども我が子にとって
学校には幸せが、無い。がーーーん。
なんとか行かせようとがんばって
いろいろやってみた、
でーーーーーも!
ここには彼の幸せはないんだな。
ということがわかってきたら。。。
あーめんどくさいことになった。
この先どうすればいいの?
こんなのなかったことにしたい。
なんの問題もなかったときに帰りたい・・
そうですよね。
母親だったら誰でも消しゴムで消してしまいたい
辛い出来事ですね。
そう思う気持ちにフタをせず、
どうぞ自分で一旦受け止めてください。
子供が用意されているレールの上を
楽しそうに歩いてくれれば
それに越した事はありません。
でも我が子はそうじゃなかった。
もしも落胆している気持ちがあるならば
ご自身の落胆の気持ちを
どうぞ受け止めてあげましょう。
そこにフタをして
自分はそんなことへっちゃらだと強がると、
その気持ちはフタのなかで
グツグツと発酵してあらぬ方向に向かいます。
怒りや不安にかわって、もっと大きくなります。
私はこんなに落胆しているんだなということを
よく味わって、よしよし、
わたし、こんなにがっかりしているんだな、と
きっちりと味わいましょう。
心の底から認めると怒りの感情は
少しずつリリースされて行きます。
それをやらないと、
かえって不安は大きくなっていくというように
人間の心のメカニズムはできています。
学校へいけないこと自体に落胆はそれほどない、
というお母様もいらっしゃると思います。
でも
「普通の子と、普通のコースとちがってしまうという不安」がある、
と以前伺ったことがありました。
それでも
大丈夫!!
それこそ財産だから。
人と違うこと、が才能の大元だから。
「皆川さんは次女ちゃんが不登校になって落胆したのですか?」
と以前聞かれました。
それはわたしが賢いとか、さとっている、
ということではなくて、
わたしは先に
「子どもたちの才能発掘スキルをゲットする期間があった」
からなんです。
子どもたちの才能発掘を
スキルとしてゲットできていれば
だって将来、成功する、
幸せになるってわかってるんですもん。
とあえて言わせてください。
ここからが本当にの才能発掘の始まりです。
次回は
「人と違うところ、それが才能」
をお送りします。