コラムColumn

おうちケアでできること・ケア

あなたのお子さんは本当に弱いですか?~体調を崩しがちなHSCちゃんのお母さんへ~

2020年7月21日

「なぜ?うちの子はすぐ風邪をひくの?」

「どうして、すぐお腹を壊しちゃうんだろう?」

あなたのお子さんのことを、「弱い子」と思っていませんか?

私は子どもが小さかったとき、
食生活をはじめ、子どもの健康に神経をすり減らして生活していました。
それなのに…。

うちの子たちときたら、すぐ体調を崩していました!

子どもが体調を崩すと、すべての予定、計画がやり直しになりますよね。
欠席連絡から、病院に連れていったり、看病したり。
そして大抵、他の子たちへも伝染…。

お母さんも、へとへとです。
なにより、大切な家族がしんどそうにしている姿は、お母さんもしんどいことですよね。

全く自慢になりませんが、
私自身、すぐ熱を出し、学校の欠席も少なくありませんでした。
けれども、今は体調を崩しても薬を飲むことなく回復できる元気な体です。

その大きな違いは、心の奥の意識ではないかと思います。
「えっ気合いの話なの」とあなたは思われましたか?

いえいえ、お子さんの良い状態を引き寄せるお話です。

振り返ると少しチクッとする話もありますが、
コラムの結びは、お子さんがパワーアップする魔法の言葉をお話しますね!

 

 

さて、お話は数十年昔にさかのぼります。
私はおヤセのおチビちゃんで、整列ではいつも一番前。
「前を習えっ」では、いつも腰に手を当てる役でした。

母の自電車の後ろに乗せられ、耳鼻科や小児科にしょっちゅう通っていました。
小児科に入ったときのツンと苦い消毒のにおい。中耳炎のときの冷たい綿をつめる感覚。
こうしていても、病院で出されたピンク色のシロップの不自然な甘さがよみがえります。
粉薬をオブラートに包んで飲む方がマシと思っていました。
そして注射は慣れっこでした。

予防接種で泣いている同級生を「大げさだなぁ」と思っていました。
なんだか、かわいげのない子ですね。

発表会や遠足、イベントの前はすぐお腹を壊すし、
宿題をやってないと思うだけで知恵熱を出すことだってできました。

母は「あなたは体が弱いから…。」「あなたはすぐお腹を壊すから…。」と
私をずいぶん気づかって育ててくれました。

厚着もしていましたし、小学校にカイロを持っていくような子でした。
母は、不調を訴えるとすぐ医者に連れていってくれましたし、
病院に行けないときは、常備薬から適切な薬を選んで飲ませてくれました。

私は小児喘息もあり、体を横にすると呼吸が苦しくて眠れず、
暗い中、ひとり布団の上に座って
「あぁ、このまま息ができなくなって死んじゃったらどうしよう」と
本気で思ったこともありました。

幼稚園や学校を休んでいる日、母はとてもやさしくしてくれました。
氷枕をしてもらい、冷たいおしぼりを額にのせてもらって。
お粥やおじやもおいしいと思うころに回復していました。

しばらく休んで学校へ行くと、珍しい動物?(笑)のように、
お友達が話しかけて集まってきたりして、先生も声をかけてくれました。

「私は弱い子。弱い私をみんなは応援してくれる」
そういう公式ができあがってしまっていました。

母がこのコラムを読んだら悲しむかもしれません。でも!

母の育て方が間違っていたのではありません。
子どもの私が、
「病気でいると優しくしてもらえる」と、間違っていたのです。

本当は病気であろうとなかろうと、母も友達も大切にしてくれるのに!!

私は潜在意識のしくみを学び、このことに愕然としました。

悲しい例ですが、うつ病の患者さんのお話をしましょう。
仕事を休んで治療している、うつ病の方の半数近くは、本気で完治しようとしないという話を聞いたことがあります。
完治してしまうと、出勤しなくてはならないし、手当ももらえなくなるからだそうです。

頭では、うつ病を治そう!と目指していても、心の奥では、治ったら仕事に戻らなくてはならない。それよりも現状維持をしたいと思ってしまっているなんて…。

そして、そんな無意識は気が付かないことも多いのです。

心の奥底で、無意識に感じていることは、普段自分では気が付かないだけでなく、
私たちの行動のほとんどに影響を与えていると言われています。

そんな学びもあり、私自身や子どもが病気になったとき、

 

私は心を鬼にして、気を強く持つようにしています。

潜在的に、体を壊すとやさしくしてもらえるなんてインプットはしたくありませんね。

やさしくしてあげないようにという話ではないのですよ。

体調が悪いときは、誰でもつらいのですから、できることはやって癒してあげたいですよね。まずはお子さんのつらいを受け止めてあげましょう。

 

 

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『少し脱線しますが、体調を崩したときに気をつけていることを書きます』

~以下は私の見解です。症状変化に気をつけて必ず医療機関とご相談ください

◆食欲がないときに、無理に食べさせないようにしましょう。
※体はウィルスや細菌と戦っていて、食べ物の消化どころではなく、
消化に使うエネルギーを節約中、もしくは、不調の胃腸を休ませたいのかもしれません。

◆水分はとにかくこまめに摂りましょう。
※食べられないときも、水分は必須です。嘔吐があるときは水分を飲むと吐き気がひどくなると怖がることもありますが、口を湿らす程度でもいいので、回数を多く少しずつ水分を摂るようにしましょう。
鼻水もでるほうがいいのです。細菌やウィルスを洗い流す大切な役目です。鼻づまりや咳など呼吸器系の不調は、家電売り場で販売している加湿吸入器がとても有効です。スチームは副作用もないので安心して何度でも使えます。

細菌性やウィルスによる胃腸障害は下痢止めを使わず、体の外へ悪いものを出すのが肝心です。(ただし腸の動きが過敏すぎるときは、薬が有効なこともあります。)

◆安易に解熱鎮痛剤を使わないようにしましょう。
※細菌やウィルスを死滅させる条件をつくるために発熱をしています。薬で急激に解熱させても、熱が必要だからまた発熱します。経験上、解熱剤を使わないほうが早く治ると実感しています。
氷枕や保冷剤を頭や脇にのせると楽になります。高熱のときは、タオルやガーゼに包んで冷えたものと何度も変えてあげます。(ただし、あまりにも高熱すぎる場合、体力がもたないとき解熱座薬剤で救われたこともあります)

◆消化のよいものを食べさせてあげましょう。
※栄養をつけようと焦らずに、胃腸に負担のかからないものを選びましょう。
食べられるようになっても、少しずつ試しましょう。

お粥・うどん・コンソメスープ・脂肪の少ないタンパク質(白身魚、半熟卵、ささみ肉は片栗粉などをまぶして調理すると喉ごしがよくなります)りんごのすりおろしや、薄切り。

◆食べたいと言うなら、心の栄養も摂りましょう。りんごやバナナ、桃などの果物、ゼリーやプリンを少しずつ。ビタミンC、B群を摂れると回復が加速します。

 

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さて、あなたのお子さんは、回復の坂を上り途中で、
ぐずったり、足踏みをしたりしませんか?

解熱しても体が本調子でなかったり、お休みしたプレッシャーがあったり。
この坂を乗り越えられそうなとき、がんばったとき、
たくさん褒めて、ねぎらってあげましょう。
お子さんへの愛情チャージのタイミングです。

でも本当はどんなときでも優しくしてあげたいですよね。
それには、『あなたが、あなた自身に優しくしてあげましょう。』

自分を大切にできて、始めて
まわりの人も本当の意味で大切にできると思います。

自分はがまんしていて、誰かに愛を届けるなんて、難しいと思いませんか?

話を戻しますね。

お子さんを弱い子にしない方法。
ズバリ、あなたが、魔法の言葉をいつも伝えることです。

「あなたって、強い子だわ」
「あなたって優しい子だわ」

毎日そう言われていたら、きっと強い子になります。優しい子になります。
「自分でできる子だね。」「アイディアマンだね。」なんでも叶いそう!

もし今、弱くて仕方ない…。と思うのでしたら、「本当は」とつけてみましょう。
「あなたって、本当は強い子だわ」

“そうは言っても、うちの子弱いのよ”
あはん♡あなたもそう思ってしまいますか?

それでもいいですよ。でも、それは口に出してはいけませんよ。

願望実現には、あなたの感情、思考、言葉、行動。
全てをそろえていくことが大切なのですが、
まずは言葉からやっていきましょう。
言葉からなら、すぐできますから!

「言霊」をご存じですか?
あなたの思考も言葉も、大きな力を持っているのです。

毎日毎日、
お子さんに『希望を与えられる言葉だけ』かけてください。
あなたの魔法の言葉はすごい力があるのですよ。

お子さんはきっと強くなります!

 

 

 

前回のコラム➡シラスに、ガラス破片混入?!(偏食や少食、食の感覚過敏で困っているお母さんへ)

 

writer: 小川香苗(20歳女子、16歳男子、13歳女子の母)

・栄養士・心理カウンセラー
・HSPメッセンジャー
・小川香苗 オフィシャルサイト
「起立性調節障害・不登校から元気に」https://kosodate-mamaup.com/


photographer: 長束加奈(10歳男子、8歳男子、6歳男子の母)

・日本パステルホープアート協会公認パステル和アートインストラクター

・HP: https://7iro-artwork.amebaownd.com

・instagram: https://www.instagram.com/kananatsuka

 

 

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