コラムColumn

世界幸福NO.1デンマークの子育てから学ぶ

「心地よさファースト」な子育て、生活のなかで試しませんか?

2019年11月16日

今日は

心地よさファーストの子育て、試してみませんか?

を書こうと思います。

デンマークでは、

心地よくなくちゃ勉強なんかできないよね

心地よくなくちゃ仕事のパフォーマンスなんてあがんないよね、

という言葉を、至る所で聞きました。

帰国してから 心地よさ
という言葉がいつも頭のすみにある、
そんな日常になりました。

心地よさって、
デンマーク人は当たり前のように使う言葉だけど
それって一体なんでしょう。

感覚的ですごく定義のしにくい言葉。じゃない?

日本ではそんな【エビデンスの取れない言葉】(笑)は
学校や社会の現場では使わせてもらえませんよね。

学校で子どもが「心地よくないです」って言ったら
何言ってんの、っていわれそう笑。

でもとにかくも、人によって違うこの心地よさ、
を持ってるだけで人が生き生きと実力を発揮できると言う国家がある。

心地よさって…
どんな時にやってきますか?

・人に理解されていると思える時
・音とか光とか手触りとかが体感的に気持ちが良い時
・そこにいていいよって伝えられている時
・自分が好きなことをしゃべれる時
・自分が好きな人といられる時
・興味のあることで盛り上がれる時
・好きなことを思いっきりやっていいと言われている時
・刺激が多すぎもせず少なくすぎもせず ちょうど良い時

私の場合はこんな感じかな?

皆さんはどうでしょう。
きっと人によって違いますよね。

デンマークではこれが国家レベルで採用されている基準なんですよね。

驚きじゃないですか??

このやり方で育てていくと、(もちろん他の要素もあるけれど)

・子どもたちは自分の意見が言えたり
・自分の好きなことをわかったり
・自分の興味のある方向に行けたり
・その結果自分の適職や転職にたどり着いたり

 

そういうことが起こるよと国家として実証済みなんです。

これを日本の子育てに応用しない理由は無いですよね!

 

そして学校に行かない子どもたちは

学校は心地よくない、
ということを口を揃えて言っています。

我慢の場所・・・

感性がするどいなあと感じます。

さあ、
子どもたちを心地良い現場に置いてみましょう。

習い事を決める時も
いろいろなイベントやそれこそ進路決める時、
親が子どものためになるからと言う視点で決めがちですよね。

それももちろんいい!
そうやって大人と子供で話し合って決めたことにはとてつもない価値があると思います。

でももしも迷ったことがあったら、
この塾どうしようかなとか
この習い事続けようかどうしようかという局面があったら

進学先どうしようとか

子どもの心地よさ、を基準に決めてみるというのはどうでしょう。

ねぇ、この〇〇心地いい?

お子様はなんと答えるでしょう?

自分の心地よさってなんだろう?って

幼い頭で精一杯考えてくれることでしょう!(笑)

それこそがギフトかもしれません?

HSPのお母さんだったら子どもがそこで心地よくしているかは
わかりますもんね!

 

うちの2人の娘たちの21年間にわたる子育てを思い返しても
子どもたちが好きだと思っていたもの
子どもたちがその場が心地いいと思っていたものは
後でとても成果も出ました。

例えば下の子は絵が好きで
絵の教室に通っていましたが
HSC洞察系の観察ちゃんだったので

いつもみんなが作業している間は周りをずっと観察していて
2時間の習い事時間の最後の20分しか手が動かないことがよくありました。

でもそこの先生は次女の育ちをじっくりと待ってくれていたし
周りにいるお友達たちもとてもゆっくりしたテンポで自分のことをやっていました。

そこは次女にとってとても心地の良い場所だったようです。
だから中学になっても先生に話をしに行ったり
そこの絵画教室で一緒だったお友達同士は大人になっても一緒にお祭りにいける仲です。

作ると言うこと、表現すること、絵を描くこと、に関して
まわりの常識に左右されない今でも彼女は自由な羽を持っています。

部活のポスターをつくってほしい
チラシをつくってほしい
学級新聞の紙面まとめをやってほしい

そういうお友達の要望は
次女にどんなに自信をくれたことでしょう。

人生を生きていくのに必要なものは

メンタル100%   

と思うわけです。

 

お母様もどうぞ「心地いい」を基準にものごとを選んでくださいね。

先日仙台に伺った時に
素敵なHSCちゃんのお母様がたにお会いしました。

学校に行かなかったり
いろんな日常のご苦労を背負っておられました。

このメルマガの読者さんにも
きっとそういう方が多いことでしょう。

でも「馬」に乗る時間を大切にしている方がいらして( ´ ▽ ` )

いいなあ〜って思いました。

体感の心地よさ、まずはそこから。

 

ママの心地良さは
ダイレクトに子どもを心地よくさせます?

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