コラムColumn

うちの子育て奮闘記

「お砂がー!!ってなってもキャンプに行かれていたのはそれを越える良さがあるのですね?」

2018年9月27日

 

うちは子どもが0歳と2歳のときから
次女が中学の部活で行けなくなるまで
回数にして60回くらい?泊数にして100泊近く
キャンプに行きました。

長女は はじめは
「お砂が〜!お砂がおすながお母さんおすながおててにいいいいいいい!!!」

とずっと泣いていて、

わたしはなんでこの苦行をしているんだっけ、
ということもありましたっけ。(笑)

「お砂がー!!ってなってもキャンプにいかれてたのはそれを越える良さがあるのですね??」
というご質問をいただき、

今日はHSCの子どもとキャンプに行く!という選択肢
をお伝えしようと思います。

幼稚園時代からは
ほとんど4家族17名で行っていたので、
9名の子どもたちをみんなで育てたという感覚です(^ ^)

HSCの子どもはうちの子含め4名ではなかったかな、
とわたしは今でも感じていますが、

うちの子以外は
テストを受けてもらったわけではないので正確にはわかりません。

ではHSCの子どものキャンプおすすめポイント・・・
いってみますね!

まずはママの為。
子どもが仲のいい、そしてママが気を使わなくていい
他家と一緒に行こう!

子どもたちだけでチームになれば、しめたもの。

保育園や幼稚園で
子どもが仲がいいお友達ができたら、
そしてそのママが
まあまあ価値観が似ているというか、
そんなに気をつかわなくていいおうちと、
複数家族でキャンプに行くと、
ラク!!!ですよ!

自分ちだけで行くと、
子どもはずっとママを見ています。

これ、けっこうきついでしょう。
ママがHSPの場合は特に。

ママだって休みたい!ですよね!

それに、他の家族の子どもたちと一緒に行くと、
子どもたちのなかでひとつの社会ができるので、
子どもたちだけで遊んでくれるようになります。

そして食事の用意、洗い物、など
「休みたいのに!なにこれ!」という雑事が
他のママやパパとおしゃべりしているうちに終わるという。
これは大きい。

ええ、長女が3歳くらいまでは結構大変でしたが
その後はゴクラクでした。
ママたちとずっとおでんつついて、飲んでるの〜。

食事作りのメインはうちの夫。
他のパパが子どもたちと遊んでくれる。

image

oさん、ありがとう!感謝でいっぱいです。

 

女子チーム会議。

 

ざりがにつかみ。
(長女は他の男の子がぐわし!とざりがにをつかむのを見て世界がかわったようでした(笑)彼女がキャンプリーダーになったのはこのへんに原点がありそう。)

みんな、どうしていますか?心から感謝、また会いたい!!
(大阪時代のチーム)
 
そしてHSCの子育てに
キャンプが効くなあ〜と思ったのは・・・
 
②HSCのお子様で知覚過敏がある子は

親が見ている安心フィールドのなかでチャレンジができる!!

これ大きいです。

1番奥・長女の顔をご覧くださいww。
丸鶏料理、他の子はうわーやりたい!
って感じなんだけど、彼女は顔が引きつって
手にベトベトするのがすごいイヤ!
お母さん助けて・・・的な(笑)
 
幼稚園・保育園・学校の集団のなかでは、
なかなか先生も全員のことをこまやかに

見ることが難しくて、

(もちろん信頼する主催者がいるなど、団体でもとてもいい経験になることもあるので、
お子様が平気なら、どんどん行かせられたらいいと思います)

子どももそれを感じています。

「ダメだったら、いいよ、それで」
とぐいぐい押さずにいてくれる場が
HSCにはとっても大事だから
身内キャンプはすごく経験を伸ばすと実感してました。
 
他の子と家族がいたら、
子どもも安心して雰囲気に流されて
ちょっと新しいことやってみたりする、

というのがよくありますよね。

給食で新しいもの食べられるようになったとか。
あるあるですね。

HSCの子は無理なく世界を広げてあげる
というのが10歳まではとても大事です。

「ほら、みんなやってるんだからやってみなさい」
と言うのはぐっとこらえて、、、(^ ^)

 

 
③自然と触れ合うことで、「自分で切り開く力」をつける。
 
これはいわゆる都市部に住んでいて、
なかなか自然に、、、、という者の実感なので
普段から自然のなかで川にお子様が飛び込んでいる、
という方は飛ばしてくださいませ。(^ ^)
 
前号で
子どもたちが「虫に強くなったのがよかった」って言う(驚)
と書きましたが、
それって別にどうでもよくない?
と思われた方も多かったかもしれません。
もう一歩踏み込むとこれって
「自分の小さな安全フィールドから出る」
なんですよね。
大人になると会社でも自営でも
「自分で道をきりひらく力」が要求されます。
「やばい!取引先の人が怒ってる!どうやって挽回する?!」
「来月の売り上げを伸ばすにはどうすればいいかレポートだして」
「子どもの熱、重症なのかどうかがわからない!夜中なのにどうする?!」等々
特に小さい子どもを育てていると
毎日ありますよね、何か!
 
生きていく、ということは
今ないアイデアをひねり出すことの連続。
たくさんの経営者や塾の先生が言ってますが、
それはほんとうに自然のなかでつくんです。
 
なぜって
「予想と違うことが起きる」からです。
 
ゲームやVR(バーチャルリアリテイ)など、
人間の想定内で日常を生きている我々。
その常識は一歩外国へ出ただけで
粉々になるほど脆いものです。
子どもたちを楽しく想定外に連れ出しましょう!
 

わたしの大好きな写真。長女と大阪のSくん。
今はふたりとも成人してる。
また出会い直して何を話すでしょう。

長女も次女も最初は外でわしわしスイカを食べるとか、
無理でした(笑)

先日駅で立ち話したNちゃん。レディになってたよ!
 
・・・・・・・・・・・・・・・・

テントとタープを貼るのは手間がかかるし、
雨がつらいので
今回のキャンプはトレイラーハウスにしました。

これだとお値段的には
ホテルに泊まるよりほんのちょっと安いくらいですが
HSCちゃんにあまりハードルが高くないところから始めるのには
いいかもしれません。

屋外で食べる炭料理はさいこーーーーです!
トレイラーハウスにはトイレもついているので夜中に
懐中電灯でトイレに行かなくて済む。
それも子どもたちにはいい経験なんだけど。

 

今回泊まった秩父・長瀞の「満願ビレッジ」
➡https://www.manganvillage.com/index.html

3分のところに温泉もついていてものすごくよかった!!

では今日はこれにて。

今日もお読みくださりありがとうございます(^ ^)


幼稚園からずっと一緒にキャンプに行ったママ友に

キャンプどこがよかった?

って聞きました。

「よかったことはね、自然を体感することの楽しさや驚きを知ったことだね、断然!
風の強い夜、風が通り過ぎる音の凄さは忘れられない。
あと、外で食べるお料理の美味しさは格別。
普段の生活では眠っている感性が顔を出している自分を感じられたなあ。」

感謝です。

 

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