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2018年1月11日【オンライン22時】HSCの子の感覚〜シュタイナー学校協会代表のはたりえ先生

2018年1月5日

感性キッズ=学校の枠に収まらないちゃん、繊細・敏感ちゃん、
HSC(Highly Sensitive Child)の子どもたちは、子ども全体の20%。

内面に大きな感受性世界を持っています。

外に見えやすい「行動」とは違う、
内面の心のうごきに特徴があるので、一見わかりにくいのですが、
それは大きなギフトです。

そんな感性キッズを、理解し、楽に、上手に育てるための情報として
この回は日本シュタイナー学校協会代表で

オイリュトミスト(注オイリュトミーという芸術のアーティスト)の
はたりえ先生にお越しいただいています。

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・繊細な感受性、小さい頃の内面の心のうごきについて

・「見える音楽」オイリュトミーについて

・シュタイナー教育とはどんな教育?

ということについてのさわりの部分を伺いました。

はた先生:

あのね、シュタイナー学校に行って、
全員がMarch以上の学校に行けるのか?という聞かれ方をされたら

答えは、ノーです。
(シュタイナー教育はその子の内面を重要視する教育です)

でも本人が行きたい、やりたい、と思ったことに挑戦するのなら
ぜったいに「大丈夫」です!

シュタイナー教育は、求められる人材を育てる方向ではなくて
人間に備わっている特性を軸にして
もともとある人間の内面に逆らわずに
子どもを育てていこうという発想です。

内面の大きい感性キッズには
参考になるやり方があるかもしれません。

そしてはた先生が子どもの時代の「内面の感覚」を
言葉にしてくださったところ、
感性キッズの感覚としてとっても貴重なお話です。

お子様も、言葉にできていない内面世界を持っているかもしれません。

以下、東京賢治シュタイナー学校のHPより転載

http://www.tokyokenji-steiner.jp/kyouiku/steiner-kyouiku/

シュタイナーは哲学博士でありながら、
教育、芸術、医学、農業、建築などの多方面に精通し、
各界に影響を与えました。

1919年、ドイツで最初のシュタイナー学校である「ヴァルドルフ学校」が誕生しました。

この学校が革新的だったのは、

「人間形成」を目標に建てられたことです。

その精神は世界中で引き継がれ、
現在では世界60カ国に1039校のシュタイナー教育を実践する学校やフリースクールがあります。
日本国内では学校法人となった2校を含む、8校の全日制学校が開校しています。

以下、はた先生のお話です。

・・・・・・・・・・・・・

季節感に合わないことっていうのは
ちょっと違和感あるでしょう。

子どもにとっても、季節に沿った食事・服・調度品・行事は
とても安心感をあたえるわね。

季節がめぐるのは
地球が自転しながら太陽のまわりをまわっているからだけど
しかるべきときに、
しかるべきことが起こるでしょう

それを大きくなったら知的に天文学としてわかるけど
子どもはそれを感覚的にわかっていて、
それが健康のもとになります。

実はシュタイナー教育は人生の季節感を大切にします。

ほんとうは春に雪ぼうしは違和感があるし、

紅葉の時期につややかな芽吹きっていうのも

見ると違和感がある。

教育となると、その感覚を失いやすいですね。
夏に採れる果物が冬にも採れるっていうとそうしちゃう。

・・・・・・・・・・・・・・・

はた先生のお話を聞いて、そのあとにみなさまで

「そうそう、そういえばうちの子が・・・」

「この感覚、わたしがそうでした!」など

あればシェアをしませんか?

お待ちしています。

 

<はたりえ先生プロフィール>

オイリュトミスト

1987年より、オイリュトミーの日本での草分け的な存在として活動。

同時に30年にわたってシュタイナー教育運動に深く関わり、
東京シュタイナシューレからシュタイナー学園までの歩みを共にする。

NPO法人と学校法人の代表を11年間務める。
国内外で、ワークショップ、レクチャー、公園を行う。

現在、日本シュタイナー学校協会代表。国際ヴォルドルフ教育会議メンバー。

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