コラムColumn

うちの子育て奮闘記

反省文を提出した母

2020年7月31日

 

「あのさ、、、、今日、学校から反省文を提出するようにって言われた。」

「えっっっ??なんで??何かしたの??」

「いや・・・・・それでね、その件について親からも反省文を提出するようにって言われたから・・・・・」

「はっっ??いやいやいや。ちょっちょっ親も書くの????」

「そうなんだって」


このエピソードは、わが娘の高校生の頃のことです。

娘は幼稚園の頃から登園渋りが始まり、小学校時代も中学校時代も嫌がりながら登校する(熱が出た、体調が悪くて休む時などはヒャッホーー‼)そんな娘でした。

幼い頃から、友達に気を使いながら遊んでいる・・・そんなことを感じさせる一面がありました。
本当は嫌なのに「イヤ」と言えない。いつも自信なさそうな感じで友だちと接しているようでした。

もちろん、自分から「遊ぼう!」なんて声をかけることなんて出来ない。
遊んでいるけど、なんとなく・・・心から楽しそうじゃないと感じ取れる。
遊んだ後は疲れ切ってしまっている。

かと言って自分のテリトリーには触れてほしくはない・・・
自分をさらけ出すことに不安を抱いている・・・が人の分析は得意(人間観察大好き!!)

独りぼっちでいる訳でも、友達がいない訳でもない。
ただ、単純に楽しいところの観点が違う。
ものの見方がきっと斜め45度違っているのでしょう。

クラスで何か面白いことを発見すると、おかしくてたまらないのに周りはそんなに気に留めてない。
一人で笑いをこらえている。
(あえて、例えるならちび○○子ちゃんの野口さん?「くっくっくっ・・」)

どうしてみんなはこれが面白くないのだろう??
ここがこうなってこうなってるんだよ??あの人がこうやってるんだよ??
そしたら、これがこうなっちゃてる・・・めちゃおもろいワハハハ

それを伝えると「え~~?そうなの??娘ちゃんの笑うポイントそこ~??」
と返されることがあり、自分の面白ポイントが独特であるということに気づかされ、みんなと私のツボは違うんだな。と悟ったらしいのです。

それでもやはり成長過程における[女の子同士]というものに、抵抗感を感じながらも調和を保たなくちゃ!!と考えたのでしょう。
中学校時代は部活もあり、女の子同士の中に身を置くことに違和感や孤独感・疎外感などもあったと思います。
人に合わせることに必死になり、常に神経がすり減っている・・・・

みんなと[きゃぴきゃぴ♡♡♡](表現古い)できない(したくない)し、どこか冷めた印象がありました。

わが娘はとっても独特人。娘の持つ個性的な世界観、冷静に物事を判断してユーモアに変えるセンス、分析力は聞いていて面白く、ワハハと笑うツボは独特。それでも、その個性は大切にして欲しい。

母的にはこの娘の個性的なところにとても魅力を感じており(親バカバカ)
この個性のまま大人になってくれたらいいのに・・・。もっと自分をさらけ出せるようになれたら良いのに・・・と願っておりました。

悩んでいた??娘に「あのさ~、そんなちっさい世界で悩まなくてもよくない?
中学校なんてさ、人生の中でほんの一瞬、お母なんてこの歳で中学校からの友達、一人か二人しか繋がってないよ??無理しなくていいんじゃない??あなたはすごい面白いんだから、その面白いところを分かってくれる友達が必ずいる。自分を分かってくれる人と繋がればいい。あなたはあなたのままで良い、あなたの人生を楽しみなよ。」
と言った事があります。

 

そんな娘が選んだ高校は花の女子高校。(そう言えば・・男子もいました。学年で6名ほど・・・)

 

おいおい!大丈夫か???あなたの苦手な♡♡♡きゃぴきゃぴ♡♡♡で♪♪ルンルン♪♪(も~表現が昭和すぎて古い)な女子高生わんさか居りますけど???

 

いささか不安もありましたが、娘の選んだ高校です。

(ま、何とかなるでしょう)

それに、母も(父すらも)女子校に興味深々~~。

 

入学式に見た光景は目もくらむようなキラキラ✨キラキラ✨✨した女の子たち

(はぁぁぁ~~。なんて女子高校生ってこんなにかわいいのかしら キュン)

と感動すら沸いておりました。

 

それでもやはり、こんなキラキラした高校で三年間、無事に務まるのかしら??

この個性的な娘は受け入れられるのかしら??と、心配も感じておりました。

 

 

楽しい高校生活が送れますように・・・

母の願いは通じるのか?、天使の計らいはあるのか?・・・・

 

母の女子高校へのキラキラ妄想とは全く異なり、現実の女子校は意外とクールだったようです。きゃぴきゃぴしている女子などほとんど居ないし、誰といても自由、あまり干渉されずに居られることの心地よさ。

 

そんな場所に身を置いてみたら意外な安心感を持ったのでしょうか??

 

彼女の中にあったなんかわからんけど面白いこと!!への羽がニョキっと、ニョキニョキっと生えてきたのでしょう。

 

周りを見渡すと、いろんなところから集まった、たくさんの同士たちがそこかしこにちらほらと・・・・。

 

この高校での出会いと、娘の開花が相まって、結果的に、親娘で反省文を提出するという

何とも不思議で、何とも思い出に残ることになるのですが・・・・・。

 

この先は、次回へ引っ張らせていただきます。(´∀`*)ウフフ

 

続く・・・・・・・。

 

 

◆これまでのコラム

娘ちゃんは宇宙人?
その時、母の目からボロンと落ちたもの

 

writer : やすまり(安 真理)

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