2018年5月22日
今日はうちの次女の話をさせてください。
Facebookにはよく登場するうちの次女、
学校には行かずに部活には行く、ということがよくあり、
去年はほんとうにすれすれで進級させていただきました。
学校というシステム、先生という存在とのパワーバランスに
根源的な違和感のある彼女は、学校が嫌いという積極的な態度というより、
わたしの場所じゃない、だから行けない、行けば具合悪くなる、
そういう感じを受けます。
友達によって「皆川を学校にこさせる施策」
が話し合われるほどいじられキャラで、
(ありがたやm(_ _)m)
ぶっきらぼうですが、気にかけてもらえる、そういう持ち味です。
ええ、もちろんわたしは「学校いかなくていいよ」といつも言っているのです
次女はそれなりに、この高校を友達と卒業したい
ということにこだわりがあるらしく、毎朝、学校へ行きたくないし、ほとんど行かないのですが、
でも気持ちは揺れています(笑)
先日の次女との会話。
次女「あたしさ、勉強できないからさ、志望校ぐーんと下げて大学受験する」
(大学行って好きなことしたい、というイメージはあるのですw)
私:「そんなの反対。あなた好きなこと以外できないのに、心から好き!ってのじゃない学校行っても1年ももたないよ。断言する。入学金とか確実に無駄になっちゃう。
だったら、何年かかってもこれだ!ってところにチャレンジしたほうがいいと思うの」
次女「ん〜そうかあ。やっぱ行けないかな。妥協すると」
私「そんなのわかりきってるじゃない、今までのことで。そのかわり、これだ!ってときの集中力がすごいってことも知ってる。だから何年かかってもいいから自分の納得に行き当たるまで、いろんなことトライすればいい」
次女「何年かかってもいいの?卒業まで何年かかっても?ありがたい〜」
私「なに言ってるの!(笑)お金は自分で稼ぐんだよw」
次女「げげげっ」
私「前から言ってるでしょう。あなたの才能の核に【人の気持ちがすごい精度でわかるしその機微によりそうことが天才的にうまい】というのがある。男の子に告られそうになったら、めんどくさい場合はそうならないように人の気持ち操れるっても言ってたよね。(笑)
こないだも中学生でこういう子がいるんだよね〜って言ったらその子の気持ちをすらすらと言ったよね。こういうことは言われてもいいけど、こういうことは言われたらいやだということも。あれはお母さんも気がつかないくらいの膨大な量と細かさだった。
ああいうところはカウンセラーとして1流になれる才能だよ、保証する。
そこまでの精度の高さの人は、お母さん相当顔が顔が広いけどもめったにいないよ。
学生やりながら【オンラインで同年代を救うカウンセラー】とかできるよ」
次女「そうか。でもどうやってはじめたらいいかわかんない」
私「お母さんそのへんはプロなんで、任せて。やりたくなったら言って。
ところで韓国行きたいのよね。韓国語をやればいいじゃない」
次女「そうなんだよ。こっちの大学から交換留学にするしか今まで考え付かなかったけど、向こうの大学にダイレクトに行くってのもありなのかなって」
私「いいね!トライしてみなよ。今はネットがあるから、世界のどこからでもいくらでも仕事できるから。
K(長女)も来年デンマーク行くでしょう。あっちから仕事させようと思ってるよ。これからは全員起業すればいいと思う。
それが企業をめざすほど大規模なのか、副業としてくらい小規模なのかは人によるけど、フリーランスというのでもネットで仕事もらえる世界だよ」
次女「そうなのか・・・全員起業か・・・」
自分の才能の中心をわかっている、またはお母さんがわかっていれば、
学校へ行かない、なんてなんでもありません。
大事なのは、「最低限の勉強をやっておく」ことではなくて
その子の才能の核を見つける、伸ばしておく、ことだと私は思います。
最低限の勉強なんてAIの前ではチリほどの重さもない、
という時代がそこまで来ています。
それより、生き生きして本人が向かうこと、
アイデアが次々に浮かぶこと、
そのことを語ると際限なくかたれること、
そういうことのほうが「貴重である」
という価値判断になる時代になると思います。
そこではHSCの子の天下ですよ!みなさま!
「学校へ行かない、行きたくない」とお子様が言う時ほど、
その子のいいところ、才能の部分を伝えてあげましょう。
そして大丈夫だよって。
子どもは平気な顔をしているようですが、実は大人よりずっと不安で恐ろしいのです。