「先生のニーズ、読んだの?!」〜HSC本質トークあるある

HSCの子は、ものごとの仕組みや相手の心をつかむのがとても早いし上手です。

セッションのとき、あるお母さんにこんなことがあったと伺いました。
(ご了解を得て、書かせていただきます)


娘さん(中3)「お母さん、学校で怒られて始末書みたいの、書いたことあるんだよ」

お母さん「え?そうなの?いつ?」

娘さん「もうずいぶん前、小学校の5年くらいのときだけどさ、

わたしには納得いかなかったけど、これ書かないと担任の先生が困るみたいだったから、

先生が満足するようにどうでもいいことを難しくそれらしく書いてあげたの。

そういうの得意。ニーズをくんで書く?っていうの?」

 

お母さん「ぎょぎょぎょ(≧∇≦)ニーズを汲んで・・・」

 

娘さん「あのさ〜みんな自分に嘘ついてでも、自分のこと守らなきゃいけない状況なんだよね。

思っていなくても、やりすごすために相手の満足することやってあげなきゃいけない、

日本てそういうことばっかりじゃん」

 

お母さん「・・・・・・・・・」

 

娘さん「日本人て全員、苦労人だよね。なんでそんなことみんなでやってるのか、わかんない。」

 

このことの是非はここではおいておいて、

娘さんは非常にものごとの本質をとらえています。

 

彼女はあきらかに物事の本質的なところをくみとるのが

常人ではない速さでできますし、

頭の回転もとてもはやい。

自分と目の前にいる先生のみならず

その後ろにいる先生の上司?にまで思いが及んでいるわけです。

そして

一瞬でその場がすべてまるくおさまる方法はこれだ、

ということを考え出し

自分の気持ちと折り合いをつけてそれを文章にするところまで

一気にいく。

 

こういうことをできる子はHSCの子のなかにとっても多いです。

でも彼女の場合は、お母さんが自分の安心の居場所なので

これができるというのもあります。

きっと家で「なんでそんな可愛くないこと言うの」とか

「それは先生が正しいじゃない」など頭ごなしに言わずに

お母さんが受け止めていらっしゃるのでしょう。

 

HSCのお子様は、納得いかない、理にかなってない、

自分の意思とは違うことを強要されたと感じる時、

学校がいやだ、行きたくない、となることが多いです。

けれど、学校という場所がもしも合わなかったとしても

上記の娘さんは
お母さんに完全に信頼されている
という安心感が見受けられるので

これからきっと、新しい物事にチャレンジしたり

なにかに対して飛び込んでいく勇気をおもちだろうなあと思いました。

娘さんの洞察力、ものごとの全体をつかむ力、そしてそれに対してすぐに行動する力、

自分の気持ちを冷静に観察できる力、それを折り合いをつけられる安定感、

それでも軸をぶらさない感情面。

ものすごい才能です。

ここを軸に社会でりっぱに自立されることでしょう。

そんな彼女の未来がとっても楽しみです。

お母さん、我が子の才能を正確につかんで行きましょう!とお伝えしたのは

言うまでもありません。