2018年7月16日
不登校のお子様のセッションをさせていただいていると、
HSCの特徴をほとんどそなえていらっしゃることが多くて、
時々
不登校=HSC???
なんて錯覚してしまうことがあります。
今日は
「なんでその理不尽に従わないといけないの」
という子どもたちの思いについて書きますね。
我が娘も、幼稚園では
「なんで休み時間には外に行かないといけないの。決まったようにやらないといけないの」
ピアノに連れて行けば
「なんで先生のいうとおりに弾かないといけないの」
というのがありました。
その頃のわたしは、・・・・ぶったまげでした!(≧∇≦)
え??なんで先生の言う通り??先生の言うとおりにやるもんだろ、習ってるんだから。。。
そんなこと言うのは、
うちの子だけだと思ってた。。
なんで意味のない書き写しとかやらされるの、
なんで間違った問題は1問なのに全部やり直すの、とか
とにかく保健室にいるだけいなさい、の意味が全くわからない
最近のHSCの子は
「そういうもんだから意味がわかなくても従っておけばいい」
みたいな大人の言い分は全く理解できない、
と意思表示し、わたしはここにはいたくない、と意思表示する。
そういう子がとても増えています。
なんてすばらしいんだ!!
あのころ、その真価をわからなかったわたし
BKBKBKBKBKBKBK!((>д<))
学校から相変わらず
「むりやりでもいいから連れてきてください」
「別室登校すればいいから」
って言われるんですが、どうしよう。。。
そう、お母さんが言われます。
「わたしはそこまで無理やり子どもを学校にとも思えないんです。
我が子の具合が悪くなっちゃう。だけどこういうことにどう対処すればいいの?」
まず3つのことをお伝えします。
①まず広い世界を大人が知ろう!!
デンマークなどはその子の歩みの速度に合わせて、
小学校入学をさせるので、
1年生の時点で年齢ばらばら。
中学校から高校へ進学する際も
ドロップアウトようのエフタホイスコーレという
課外学校みたいのが用意されています。
新卒、ストレート、
みたいのはもうだんだん意味がなくなってくるので気にしない。
(だって65%の仕事は入れ替わると文科省も言っているし)
アメリカは飛び級が当たり前。
今はオンラインで必要な知識を得られます。
②学校にHSCを理解してほしい、というのはハードルが高い。「応援プリーズ!」で
HSCの本などを先生に渡して
わかってもらう努力をしよう
というお母さんもいらっしゃいます。
でもご存知のとおり、
先生方はい・そ・が・し・い。
授業用意プリント印刷テスト採点部門会職員会議部活やクラブ課外活動書類書き・・・
先生にしてみたら
「個別の相談にはのりかねます、うちだけ特別みたいなわがまま言わないでね」
という気持ちも起こってしまおうというもの。
とにかく
「先生、まずこの子の健康を確保したいと思います、どうぞ応援してください!」
「なんとか課外学習や修学旅行には!と思います!がんばります!」
とこちらも先生を理解します、そしてうちの子を応援してほしい、
という態度を誠意をもって伝えましょう。
応援してほしい!という言葉に
先生は たいてい暖かく答えてくれます。
③HSCは病気でなくて、特質=その子の才能だと強く理解しましょう。
創始者のアーロン博士も繰り返し伝えています。
これは治さなきゃいけないものじゃない!
特質なんだと。
そのためには
「母親も特別な母親になりましょう。」
ええ。特別な!
才能の中心をつかんでいれば、
学校にいけないことが怖くなくなります。
こっちを伸ばせば
うちのこはイキイキしていられるんだ!
とわかるし。
セッションにいらしていただけたら、
その方向性のひとつ、はお伝えできると思います。
それにしてもアートの才能があるHSCの子が
いじょーーに多いです。
アートの心を本格的に教えてくれる先生
アートをやる場がお近くにある方は
ぜひ教えてください。
条件は
・きょろきょろしてたり他の子を観察している子がいてもはやくしろとか今は絵を書く時間でしょうとか言わずに待てる先生
・自分の理論や好みじゃなくて、子どもの個性を引き出せる先生
・テクニックは二の次、子どものやりたい優先と心得ている先生