2019年7月24日
今日は昨日の続き、
詩人であり、育休パパであり、起業家である、
松島宏佑さんのシェアハウスに遊びに行かせていただいた時のお話の後編です。
個人がもう自由に生きれる時代だからこそ、
家族の基盤がしっかりしているかどうか、
家族で創りたい暮らしを作っていける関係があるかどうか、
という意味で、
「家族」というライフスタイルの単位がより重要性が高まってくるんじゃないか
僕の今の感覚なんです。
そう思ってまわりを見渡した時に
ダンナを恨む奥さんの多いこと多いこと!!(笑)
男性にとって恐ろしい事実:愛情曲線
(シェアやいいね!が続いた宏佑さんの記事)
https://note.mu/mattsunn/n/n5a435a767be3?fbclid=IwAR3poNWMEUJH08N338UhyfNSKRVPriX3jYfEgW_ef8yJMYyBc6byR98VXPs
子どもが生まれたときって、女性は全治1ヶ月の傷を負ったのと同じ状態なんだそうです。
そりゃ、そのときに、
自分の好きな事やったり夜酒ばっか飲んで帰り遅かったりして、
自分の身体のことをケアしてくれなかったら、
相手のことも恨みますよね。
しかも、周りのママたちを見ていて思うのは、
この恨みは、文字通り、一生続くっぽいというところで笑。
だから、出産直後に、
旦那さんが妻の出産直後の産褥期をどれだけ支えられるかが、
その後の家族の信頼貯金になるし、
夫が妻から監視される対象になるのか、
夫婦がお互いを助け合い、
やりたいことをサポートしあう関係性になるか、
を決めるんじゃないかなーと。
だから、僕は、男性の育休取得が重要だと考えているんです。
■ほんとそうですね!
うちもワンオペでダンナさん、思いやりはあるけれど夜中の12時まで帰ってこなかった。
やっぱり埋まらない溝があるような(笑)あんなに大変なときに、助けてくれなかった、、っていう(笑)
あと、自分自身が、パパ育休をとってみて、
改めて、育休って何だろう?って考えてみたんです。
最初に考えたことは、何が問題なんだろう、ということです。
女性は、結婚・出産・子育てという変化を通して、
身体的にも、精神的にも変化が起きざるをえないですよね。
女性は、自分自身が生まれ変わっていると言えるかもしれません。
でも、
男性はこの期間に肉体的には何も変わらない。
なのに、出産をすると、
家族が2人から3人になる、という、
日々の生活にどうしようもないほどの生活に変化が起きてしまいます。
でも、男性は、惰性で、
それまでの生き方・暮らし方・働き方を続けてしまっている、
それが問題だと思ったんです。
だから、今僕は、パパ育休って何だろうなって聞かれたら、
「パパ育休とは、夫婦という2人の関係性から、子どもを含めた3人の関係性に変わっていく中で、
ライフステージの変化に惰性で従うのではなく、
個人にとって、夫婦にとって、家族にとって、
新しいライフスタイルに向けた準備と実践をしていく期間である」
という風に答えることにしています。
実際、僕の周りには、男性で育休をとったことがきっかけとなって
価値観が明確になったという人、
やりたいことがはっきりしたという人、
結果的に転職したり、家族と仕事のバランスを変えて新しいライフスタイルに挑戦し始めたという人、
たちがいます。
これから、こういう人たちが増えていったらいいなと思っています。
育休は次のライフスタイルへの扉(トランジション=変容)である。
ってそう思うんです。
更にいうと、「パパ育休同期」みたいな言葉が流行って、
同じタイミングに育休をとったパパたちが、
保育園どうするとか?小学校どうするとか?
これから海外に家族で教育移住しようと思っているんだけどとか、
そういう助け合いながら、新しいライフスタイルを実験しあうコミュニティが生まれていったらいいな、
とかそんなことを考えています。
■パパの1年の育休って、今の日本のなかではとってもハードルが高いし、難しいことだけど1ヶ月の育休だったらどうだろう。
そのくらいの長さでもダンナさんへの信頼に違いがあるのかどうか、そこを知りたいです。
宏佑さん、調べてみてくださいませんか?それを実践することによって新しい扉を開くカップルがとっても多いような気がするんです!
なんて話すうち、
さ、海へ行きましょうか!ということで森戸海岸へぶらぶらと歩き、
きっと日常のひとこまながら
雑誌の1ページ・・・のようです。
こんなふうにパパもママも副交感神経の穏やかな波のなかにいらしたら子どもはご機嫌に育つはずですね。
さおりさん
「このへんは町を愛している人が多いと感じます。そして子どもに怒鳴っている姿とか見かけたことがないんですよね」。
さらに海のなかでお話の続きを。
さおりさんが撮ってくれた写真、すごいでしょう!!
ダンナ様と一緒に
子育てという人生の一大イベントを通る。
それは女性側にとってもすごい体験ですが
男性側にとっても「手伝うよ」とか「たまには遊びに行ってきたら?」
とかとは根本的に次元が違う、
「子育てのお手伝い役ではなくて、子育ての主体者であるということ」
を経験する貴重な人生のひとこまでありえるのですね。
そこには
自分たちのライフスタイルを選んでいくという新しい世界があって
仕事と生活に線をひくのではない、
生活のなかに仕事もあって
仕事のなかに生活もあるという
女性側にとっては当たり前のことだけど
夫婦でそれを選ぶ、これからの生活スタイルの可能性を示唆していました。
これから子どもを持とうかなと考えている夫婦には
ぜひ彼らの話しを聞いてみてほしいなって思いました。
きっと、夢できらきらでもない、
現実に押しつぶされそうでもない、
第3の新しい安心の世界が確かに存在するということを感じられるはずです。
宏佑さん、
さおりさん、
貴重なお時間をさいてくださり、
ありがとうございました!
・・・・・・・・・・・・
家族の現場が変わってきています!!
シェアカー止まりのわたしは、感覚的に理解できていない部分もあるかもしれませんが、
シングルママのためのシェアハウスなどもできてきています。
素敵ですよね!
みんなで子育てして、ママもイキイキと人生を生きたほうがいいに決まってます!