コラムColumn

HSCちゃんの才能と資質

HSS×HSC洞察系男子、学校に行けるようになったのは、母の完璧に宿題やるのが正しいという呪縛からの解放と、宇宙との会話のおかげ♪

2020年8月7日

 

8月1週目、近所の他のエリアの小学校は今週から夏休みに入ったところも多いようで、一歩外に出ると夏休みモード。我が家はあともう少しです。

 

 

 

先日 長男が学校をお休みし、その日に私は担任の先生と30分ほど電話でお話しました。

「休んだ分の学習を宿題に上乗せされるのがいやだー」とぐずる長男。

私もすっかり息子のペースになっていました。何とかならないかなと、先生にそのお話をすると、先生は・・・

 

「宿題の上乗せはしていませんよ!休んだ日に新しく進んだところを休憩時間に教えて、ひとつできたら、あとは時間があるときにやってきてね。と話しています。それがお子さんによっては1週間後の子もいますし、何か月もたってから持ってくる子もいます。いつでもいいんですよ。宿題を持たせたとしても、いつでもいいって言ってますよ。」

 

息子の話を聞いて宿題が上乗せされているように錯覚していましたが、実際に持ってきた宿題は1日分でした。

「先生ごめんなさい。私の勘違いでした。宿題は確かに1日分でしたね。」

 

私は、息子に共感して、事実を錯覚していました。HSP、息子と事実(自分)の境界線がわかっていない事象です。そして、その日の宿題を電話で聞きました。

「宿題は、やってもやらなくても、どっちでもいいですからね。」と先生。

 

その後電話を切り、息子に宿題を伝えます。

「宿題は、やってもやらなくても、どっちでもいいって言ってたよ。」と言ったその直後に・・・

 

 

 

悩んだ顔の息子。

その後、無意識で私「どっちでもいいんならやっちゃえば??」と口から出そうになりました・・・

ひえー?

もしかしたら・・・いつもこの言葉、私は子どもにかけていたかもしれません。

「先生がどっちでもいいって言ってた。」と息子が言っていても、「どちらかといえば、やった方が正解」自動的に頭の中でそのように変換して、彼が宿題をやってしまうことをわたしは、促していたかもしれない・・と気づいたのでした。

やるのが正でやらないのが誤。そう解釈して息子を苦しめていたのは、先生でも学校でもなく紛れもなく、母親の私です。何やってるんだか・・・全く(怒)

 

 

もちろんやりたくない息子は、この日は、たぶん、はじめて「やらない」を選択して、翌日、晴れ晴れとした顔で、学校に行きました。

そして数日後、「あれ、なんか●●学校行くようになったね・・・」と、長女。

私は、「たぶん、休んだ後の宿題呪縛からわたしが解かれたからだと思うわ・・・」と言いました。

 

そして、またさらに数日後の今日。

彼は言いました。「学校明日も頑張っていくから。学校行けるようになったから。」

 

「学校行けるようになったの?楽しくなったの?」と聞くと、「行けるようになったよ。でも、楽しくはない。」と。

 

「学校、行けるようになったんだね。なにかあったの?」

「後ろの人(宇宙)に聞いてみてるの。」と息子。

これは、第6感の使い方の話で、先日私がHSP未来ラボのお仲間から伝授いただいた第6感との付き合い方でした。第6感との付き合い方を教えていただいてから、私は宣言したのです。「いままで、なんだかわからないけど、未来への不安や心配を感じて、それが現実化してしまうことが繰り返されてきたけど、これからは、もっと楽しくなるように、心配や不安が出てきたら、後ろの人(宇宙)に聞いてみることにしたから!!」と。

それを聞いていた息子くん。いつの間にか実践していたのでした。

てっきり私は、後ろの席の人かと思って「誰ちゃん?だれか好きな子できたの?」なんて聞くと、「違うよ。」と息子くん。

 

 

「後ろのひと!!宇宙だよ!宇宙に聞いてるの。学校行きたくないんだけどって言ってみたら、行ってみたら?楽しくなるかもしれないよ。って言われたから、学校に行ってみたら、行けるようになったんだよ。(もうすぐ休みだからとかでもないからね・・・と無言で言われました。(痛っ))」

 

本当に親が話している本質的なことやHSP仲間との会話を、洞察系HSS×HSCの息子はよく聞いているのです。彼のほうが、第6感・宇宙と共に生きるのが上手ですね。すぐにひょいっと、できてしまうのですから。

私がHSPを深めると、自分も深まるし、HSCの子どもたちへの対処もできる。そしてひとつひとつの面白い発見もついてくる。息子の「学校いきたくない。」が、学校とつながる機会にもなっている。私はひとりではなく、先生や仲間と共に子育てをしている、宇宙と共に生きているという生々しい人間としての実感ができて、この経験がありがたくて、ずっとずっと命が求めていた体験だと、心から喜び、感謝しています。

 

 

◆これまでのコラム

ひとはいるだけで完璧な存在〜HSCの子どもが教えてくれた美しい世界

中学生になってもひとりで留守番(自宅学習)ができない我が子への処方箋

 

writer: 大西愛(13歳女子、9歳男子、7歳女子の母)

・病児保育士
・HSC/HSPメッセンジャー
・~親が楽になれば、子も楽になる~ https://note.com/a_haiji


photographer: 長束加奈(10歳男子、8歳男子、6歳男子 の母)

・instagram: https://www.instagram.com/kananatsuka

 

 

 

 

 

関連記事