コラムColumn

うちの子育て奮闘記

HSCの子どもがひとりフィットする環境に出会えて変化した我が家のこと

2020年12月29日

いつもありがとうございます。HSC/HSPメッセンジャーの大西愛です。

今月はひとりのHSCちゃんがぴったりフィットする環境に出会い変化することで、

我が家で起きたことをお伝え出来ればと思います。

 

我が家は14年前に育休をとった夫がいるHSP・HSCの5人核家族です。

小3の子どもはお腹の中にいるとき、3・11がありました。

 

 

不登校となった子どもが小規模特任校に通い、安心して自分を表現できる学校に出会い、
家庭の中に様々な前向きな変化がありました。

 

まずは、本人の変化

 

前の学校は大人数で刺激が強く、

教室に入れなかった自分

前に出て発表出来なかった自分

これらがトラウマになっていました。落ち着いた環境で「できた!」という成功体験が上塗りされたことで、過去のことになりました。何かに対して、あれやりたい、これやりたい。これはこうしたらいいんじゃないかな?という彼の中から興味、意見や意欲が出てくるようになりました。

 

「全部楽しい!」そう言いながら学校での、体験を重ねている子どもをみて嬉しく思っています。

 

私が、一番心配していたのが、「これをしたい!」という彼の内側から出てくることがないことでした。できなかったけど、やりたかったことが、落ち着いた環境にいったことでできるようになったこと。あれもこれもできるんじゃないか?と、彼の中でチャレンジが生まれています。「彼はもう大丈夫!!」私は、そう感じることができています。

 

それでも、たびたび心配モードに入ります。

 

そして、私は、心配モードに入った彼に、「だいじょうぶ!だいじょうぶ!やってごらん。」

と、私の気持ちを素直にそのままポジティブな時もネガティブな時も、出せるようになりました。

 

だいじょうぶって信じられるから。

 

次に、私の変化です。

 

普通じゃない子どもを、認める

普通じゃない夫婦関係を、認める

子どもを保育園児のように、子どもがひとりで安心して社会に出ていける土台ができるまで寄り添う覚悟

 

この3つを学校に行けるようになるまでに向き合いました。私は「普通であること」にこだわっていました。そもそも普通ってなんだ?って話なのですが・・・(笑)頭ではこだわっていなくても、本当には「普通」にこだわっていました。自分に普通でないことを許可していなかったのです。今では、そのような教育環境にいたからそれも当然だよなぁと思うんです。だから、子どものおかげで、こんな風に普通でない、自分の人生を認めて、選択できるようになり、ありがたいことだなぁと感じています。

 

小規模特任校への体験入学中のマラソン大会と収穫祭でお話しした同級生の親御さんたちが、「どうしてこの学校に来たの?」とは誰一人、聞かなかったのです。その空気感から私は、普通じゃない我が子を認めて、彼がここに来たいといっている学校に行く。そして私はその子の親として、私自身も普通でないことを認めるのだと覚悟を決めました。

 

そして13年前に育休を取得した、普通じゃない夫との夫婦関係を心から認めました。

また、少しでも早くひとりでなんでもできるように・・・と、ここは人より早くをなぜか目指していた(苦笑)子育てを、いつまでもその子が社会に出ていく安心感が育まれるまで、寄り添う覚悟をしました。

子育ては母親ひとりですることではありません。夫にも、物理的な送迎だけでなく、子どもが安心して通えるように、子どもの気持ちに寄り添いながら、ひとつひとつの関わりをしてもらえるよう依頼しました。

 

中学生の長女も変わりました。

学校をはじめて、病気以外で、自分の意志で休めました。「休みたいと言ったら、パパがいいんじゃない?と言ってくれた。」と喜んでいました。

休みの日には、家に居たくないと言っていた子が、家にいる時間が心地よくなってきたと言うようになりました。パパとも言いたいことを言える関係に。

 

末っ子も、毎日学校に通えるようになりました。年度の後半になると環境に慣れ、自分のペースがつかめてくるのだと、分かりました。

 

息子の提案により、1週間の家族のタイムラインを考えているため、母娘、母息子の時間もあり、よりよく話せたり、躓いている部分を一緒にやったりフォローができるようになってきました。

 

そして夫も。

在宅勤務の傍ら、毎朝の送迎途中に自然の中での散歩を楽しむようになりました。

朝の家事は朝ごはん、洗濯干し、送りを担当するようになり、校長先生と会えば、お話しするようになりました。子どもと私の感情に反応するようになりました。

 

私は、以下の経験の中で、

医ケア児の保育園の見学

近所の障害があるお母さんの4人の子育て

NPOでのひとり親家庭支援

保育園での勤務

病児保育の現場

デンマークの教育視察

 

どうしてこんなに家で、保育園で、学校で、うちの子どもたちがキラキラまたは安心してそこにいないのか、ずっと違和感がありました。ひとりの子どもが不登校になり、フィットする環境に巡り合い、生き生きと自分のこうしたい!これやりたい!あーしたい!を言うようになったとき。他者と心を通わせ学べる環境に入れた時、心から本当に本当にあーよかった、もう何があってもこの子は大丈夫と安堵して、ようやく自分のありのままを子どもに出したり、自分で自分を受け入れることができるようになりました。

障がいがある子も、風邪で具合が悪い子どもも、保育者や関係してくださる方と一緒に、目をキラキラさせるもしくは安心しきった表情をすることがあるんです。

何か、ひとつでも目をキラキラまたは穏やかな安心した表情をすることがあれば、そのままの子どもに寄り添い、その状態で子どもがいることに、心から自分自身にお母さん自身が、許可をしてみてほしい。お母さんがなにかこれ!って感じることがあったら、一度その場に足を運んで、自分の五感で確かめてみてほしいなと思います。お母さんの感覚は確かだから、その環境にピンとくれば、お母さんの安心感はHSCの子どもに必ず伝わると思うのです。まずは自分自身の感覚を信じて!!私は自分の五感から、子どもにフィットする居場所に出会えたと感じています。

 

子どものころからずっと苦手だった絵を、いつも素敵なパステルアートを見せていただいている、コラムチームの写真を担当してくださっている長束加奈さんから学びました♪
自分がやってみたいとおもったことをいくつになってもやりはじめられる楽しみを教えてもらいました♪
子どもの変化に乗って、私も、この冬、やってみたいをやってみることができる幸せを味わいましたよ~♪♪

 

☆私のはじめての作品☆

加奈さんのパステル和アートのリンクはこちら→https://www.instagram.com/kana_7iro/

 

 

 

◆これまでのコラム

ひとはいるだけで完璧な存在〜HSCの子どもが教えてくれた美しい世界

中学生になってもひとりで留守番(自宅学習)ができない我が子への処方箋

HSS×HSC洞察系男子、学校に行けるようになったのは、母の完璧に宿題やるのが正しいという呪縛からの解放と、宇宙との会話のおかげ♪

「どう思う?私、できると思う?」と母は宇宙に聞いてみた

大人も子どもも、困ったときこそ、誰かとつながろう~子どものころから子どもは子どもの人生を生きるのが、当たり前になる社会を目指して。

HSCちゃん、環境や状況がその子に合っていれば、今を楽しむ力、ハッピーオーラもひといちばい!!

「不登校、その子についていけば大丈夫。」~不登校1か月からの小規模特任校への転校

 

writer: 大西愛(13歳女子、9歳男子、7歳女子の母)

・病児保育士
・HSC/HSPメッセンジャー
・~親が楽になれば、子も楽になる~ https://note.com/a_haiji


photographer: 長束加奈(10歳男子、8歳男子、6歳男子 の母)

・日本パステルホープアート協会公認パステル和アートインストラクター

・HP: https://7iro-artwork.amebaownd.com
・instagram: https://www.instagram.com/kananatsuka

 

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