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HSCの母のつぶやき HSPであるママへ

三代目H・Sensitive Person(笑)の私が思うHSCちゃん子育て論【自己受容編】~ありのままの自分を認める・私のオススメ法

2020年12月31日

私はHSP/HSCカウンセラーであると共に、自己肯定感カウンセラーです。

前々回の『安心感』、前回の『自尊心』に続き、第3回目になります。

 

今回は『自己受容感』のお話です。

 

 

『自己受容感』とは、ありのままの自分を認める感覚のことです。

この、ありのままの自分を認める『自己受容感』を

アドラー心理学では、「I’m OK !」「I’m not OK !」と言います。

 

プラスの自分もマイナスの自分も、どんな時でも、どんな自分も自分らしいと

受け容れることができると、とても心がしなやかになり

「折れない心」=レジリエンスが高まる!!と言われています。

 

 

「そんなぁ・・・どんな自分も「私」なんて思えません・・・」なんて、

声が聞こえてきそう(笑)ですが・・・

 

大丈夫です!!思えます!!!(断言)

いや、思えます!!は言い過ぎかもしれませんが

(弱気になっているわけではないですよ(笑))

思えるようにはなります!!

 

思えるようになるよりは、思えない状況も受け容れられるようになる!!が

正しい表現かもしれません。

 

 

以前は私も聖人君子を本気で!!目指した、超超超完璧主義でした。

完璧なんてないんだ!!と知り

不完全を受け容れる必要があると知りました。

 

「え?完璧あるでしょ?」

「あの人もあの人も完璧ですよ?!」

「不完全を受け容れる?意味不明!!」

(笑)そんな声が聞こえそうです。

 

 

でも、実際、完璧はないんですね・・・

できた!と思っても、欠けている事が気になるのが人間。

特に自分や子どもに対してはその基準が厳しいのも、人の常です。

 

 

 

じゃあ、どうするの?って話です。

私のオススメ的な話になってしまいますが、

 

まずは簡単、「完璧なんてないんだ!」と自覚してみましょう。

これは、常日頃から忘れそうになったら意識した方がいいです。

私達は思い込みで生きていますし、思考のクセというものがあるので

意識しないと無意識に引き戻されてしまう習性があります。

 

でもここで1つポイント。

「いけない、完璧なんてないんだ!」って否定しないでください。

「完璧を目指してしまうほど真面目なのね!私!」って(笑)

これは諦めるのでも開き直るでもないと意識してください。

 

肯定的に自分を見つめてあげてください。

全てにおいて肯定的側面を見つけていくのは、心が元気になる近道です。

私が、よく噛み砕いて反芻して理解し導き出した答えです。

人前でやる事でもないので手軽にできますので(笑)

 

私自身、自己否定の塊で自己肯定感は底辺でしたが、お陰様で、

今では「なんでそんなに元気なんですか?」とよく聞かれます。

 

私が実践してきて効果があったので、自分の良いとこ探し

肯定的側面を見つめる!ぜひやってみてください!

 

 

次にできる事は、できていることに目を向ける練習です。

私達、母親は忙しい!!やることが多い!!ので、「こなす」前提です。

「こなす」は当然、やっていない事、できていない事中心になります。

 

すなわち不完全を受け容れるとは真逆な日常を送っているので、

それを一旦、見直してみるのもいいかもしれません。

 

例えば、夕方の家事を開始する前、いつもだったらお子さんの就寝をゴール!みたいに

考えがちだと思うのですが、「今日も夕飯を家族で過ごせて幸せだなぁ」

「今日も子どもが元気で幸せだなぁ」「私の事を必要としてくれているんだなぁ」

大切な時間をいつも以上に味わってみる。

きっとピリピリしているお母さんよりも、お子さん達の笑顔は増えるでしょう。

 

 

そんな笑顔を見たら、何のためのゴール設定だった?と思い込みを疑う

考えが浮かぶかもしれません。

私達母親は、必要以上に「べき」「ねば」にとらわれている事に気が付く事も

あるかもしれませんね。

 

 

私も以前は、家でも完璧主義だったので、家事でもやるべき事を書き出してみたり

いつも何かに追われているような生活をしていました。

でもやるべき事をクリアしても満足できず、また違う事が気になる・・・

 

やってもやっても満たされない・・・という事にゲンナリしてきて、

数年前にそんな自分で勝手に設定した、無茶を止める事にしました。

 

それからは昼寝も許し(以前は昼寝もできない性格でした)最近では、

学校から帰宅した息子に「また寝てるの?」なんて言われる始末。(笑)

でもその息子の表情は笑顔で、嫌な顔で言っているわけではありません。

きっと、お母さんが自分を緩めている姿に安心するのでしょう。

 

 

お母さん達は皆さん、「自分を大切にできる子」になってほしいと思っていると

思いますが、それはお母さんがお手本として見せてあげないとできないものです。

 

ぜひ!!不完全を許し、ご自分を緩めてあげてくださいね。

 

 

最後に、詳しくは次回『自己効力感』について、お話しようと思いますが

我が家の長男(HSC)が高校3年生だった時に言った言葉をご紹介します。

 

 

「自分の事を認めると、こんなに温かい気持ちになれるんだね」

とある事がきっかけに、それこそ自己否定の塊だった息子の口から

出た言葉です(*^^*)

 

これこそ自己受容感です。

お話の内容は次回に。。。。。

 

◆これまでのコラム

・元こじらせHSC・現HSC4人子育て中 母が感じる「HSCちゃんにとって一番大切だと思うコト」
・HSCちゃんの洞察力と兼ね備えた『倫理観』
夏休み特別企画(笑)言葉エネルギー実験をやってみよう!!
HSC ちゃんはここぞ!!というピンチに強い!!
三代目H・Sensitive Person(笑)の私が思うHSCちゃん子育て論 【安心感】編~「私は子どもに何をしてあげられるのでしょうか?」
三代目H・Sensitive Person(笑)の私が思うHSCちゃん子育て論【自尊心編】~我が子を褒めない日本のお母さん達

 

writer: うめもと かおり (20歳男子・17歳男子・13歳女子・10歳男子の母)

・HSP・HSCカウンセラー/自己肯定感カウンセラー
・Heart Smile Present主宰

 

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photographer:  長束加奈(10歳男子、8歳男子、6歳男子の母)

・日本パステルホープアート協会公認パステル和アートインストラクター

・HP: https://7iro-artwork.amebaownd.com

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