コラムColumn

うちの子育て奮闘記

僕たち!!育てにくいギャングだったのだ①

2020年9月13日

今、男の子を育てているお母さん。育てにくいなあぁ・・・・なんて悩んでいるお母さんへ・・・・。

 

私には超・超・超・平和主義の息子がおります。(そして、宇宙人の姉・・・(笑))

自分の周りの友達は良い人しかいないと本気で思っている。

そして、争いごとや言い争い、ケンカなど起こらないと信じている・・・。

おそらく、危険察知度が非常に高く、争いごとからスルスルスル~っと身をかわせる術を持って生まれた・・・・・僕。

 

我が家の環境は、とても人口密度が高く、我が家の隣には実姉家族が住んでおり、姉の息子たち(ま~~~~大変賑やかな、ご家族様)とは兄弟同然で成長して参りました。

 

歳も一つずつ違い・・・・ご想像してくださいませ・・・・怖いでしょう???

 

その中でも一人平和主義を守り続けている僕。

 

更に!!これはもう運命ともいえる出会いの家族が加わり(そこも同い年の兄弟たち)

男・男・男・男・男・・・・(+女王様)。

総勢 男5人ギャング!!!毎日が戦争。毎日がハプニングの連続。

 

相関図

僕・・・・超・平和主義。石ころ帽をかぶる。

姉・・・・宇宙人。内向的HSCちゃん

 

従兄弟 兄・・・周りが気になりすぎてしまう。超・繊細だが誤解されやすい。

従兄弟 弟・・・こだわりが強く自分のペースが大事。

 

幼なじみ 兄・・洞察系強めで繊細。口が達者。

幼なじみ 弟・・スポーツ万能。人見知り強め。

 

 

そんな彼らの特集を綴りたいと思います。(特集・・( ̄m ̄〃)ぷぷっ!)

 

今の私はHSCちゃんという特性を理解していますが、その頃の私たちにはこの子供たちの行動が理解できず、てんやわんやの日々を送っていました。

 

男5人それぞれタイプの違うギャング達をご紹介させていただきます。

 

まずは、超・平和主義の僕。

幼稚園に入る頃から彼のお友達の基準は「良い人だから」でした。

そして、幼稚園入園してから今現在に至るまで、彼の周りには良い人で溢れております。

彼のそばにいると、何とも癒しの雰囲気に包まれるような気にもなります

(パワースポットなのかしら???親バカバカ)

何とも平和センサーの高い人なのです。

 

そんな僕も小学校に入学、幼稚園とは違い、たくさんの子供たちがひしめく中、彼はなぜか[石ころ帽子]をかぶるという技を身に付けました。

 

[石ころ帽子]とは??

☆ドラえもんの秘密道具で、かぶった人が、道端に落ちている石ころのように誰からも目を止められなくなる帽子です。ツバの無い半球型でスイムキャップに似ています。かぶると姿は見えてはいるけど、見えない。というもの。https://images.app.goo.gl/qsaZTsf5RDsQL3Zx7

 

 

かぶろうと思ってかぶった訳ではなく、ごくごく自然に頭に乗っていた感じ。

実際、母が子供全員を迎えに行っても、見つけられず・・・。

1人家に帰っている。もしくは、見つけるのが家のそばだったりする。

「君はどこにいたんだい??」と聞くと、

「普通に歩いていたけど???」とホワンと返される・・・。

 

運動会でもなかなか見つからない・・・。

さすがに母は見つけますよ。でもね、ビデオを撮っている父ちゃんが・・・・

「あいつはどこだ??」「あれ!あそこ!!」

「どこ?」「右から○列目!!」

「どこ?」「今、手上げてるやつ!!」

「どこ??分かんない」「ムキ~~ッ。もう貸して!!私が撮る!!」

「・・・・・・・・あれ??どこだ???・・・・・・」~~~競技終了~~~

 

毎日がホヨヨンDay!!

楽しく、楽しく周りの良い友達に囲まれて穏やかに石ころ帽子をかぶり過ごしていたのです・・・・・が・・・。

 

新学期になると、学校では家庭訪問という儀式が行われますよね?

確か・・・小学校3年生だったかしら?

我が家にも担任の先生がいらっしゃいました。

ひとしきり、穏やかに話は進んでおりました。ホントに穏やかに・・・・

 

 

何の話題からだったかな?もう忘れてしまったのですが、先生から

(ちょっと先生の言葉に衝撃受けるかもしれませんが失礼いたします。)

 

 

「あのですね、お母さん。言いにくいのですが・・・僕さんみたいなタイプの子は将来引きこもりになりますよ。」

(え?え?え?いきなりの爆弾発言??)

「え?引きこもり・・・ですか??」

「そうです。このタイプの子は、好きなことも見つけられずに将来はニートへの道になります。私はこのような子を専門に関わってきたので分かります。この子はそのタイプです」

(へぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ~~~~そうなんだ)

「じゃあ、あの子はニートになっちゃうんですか・・・」

「そうですね、確率は高いと思いますよ。そのうち勉強にもついていけなくなり、学校も辞めて、仕事に就いても長くは続かないでしょうね~~。そして家から出れなくなります。

お母さん。そうなったら大変なんですよ?」

 

その後・・・・何を話したか・・・・忘れましたが、先生は言い終わると次の現場へ行かれました。

 

何だったのだ??

石ころ帽子だからか・・・・・????

何だったんだろう・・・・・???

う~~ん。理解できん!!!分からん!!!

 

 

そこへ話題の僕さん登場!!

「先生、なんて言ってた??」

「おいおい。大変だぞ。君はこのままだとニートになるらしい」

「え?なんで??」「おかあにも分からん。何でだ???」

「分かんない」「だよね・・・・・・・」

 

~~~~~~~~それから12年。~~~~~~~~

彼は立派なヲタクになりましたとさ。チャンチャン。

 

 

 

平和主義者は相変わらず・・・・ですよ。

楽しく青春を謳歌しております。

 

世界平和を願う?日本の平和を願う?宇宙の平和を願う?

一番に自分の身の平和を願う・・・・・・。

平穏で暮らせるのが彼のモットー。

それでいいんじゃないかな。

それがいいんじゃないかな。

誰かに決めつけられるなんて・・・・・まっぴらごめんなのだ。

私は彼を丸ごと受け止めたいだけなのだ。それでいいのだ。

 

つい最近の会話です。

息子「なぜかな~?僕の周りには良い人しかいないんだよな~~~。」

母「それは・・・・きっと、君が良い人だからだろうな。」

息子「そうかな???」

母「いや。一番良い人はそんな良い人を産んだおかあだな。うん。」

息子「あっっそっっ。バカじゃん!!」

 

 

もしかしたら、今どこかで石ころ帽子をかぶってるHSCちゃんがいるかもしれない。

かぶっていることで安心できるのかもしれない・・・。

それでいいと思う・・・・

そこにいるんだよ。見えてるよ。大丈夫・・・・。

無理に脱がないで、脱がさないで。それでいいんだよ。

 

未来は明るいよ!!!!!

 

 

次回に続きます。

 

 

 

◆これまでのコラム

娘ちゃんは宇宙人?
その時、母の目からボロンと落ちたもの
反省文を提出した母
反省文を提出した母2 
反省文を提出した母 最終回

 

 

 

writer : やすまり(安 真理)

・細胞活性・太古の甕の細胞浴とヒーリング・マッサージ おててのて
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