2021年11月19日
前回、「オンライン授業始まりました!」~新しい学校との接点~」で長男の様子をご紹介しましたが、
現在もホームスクールしながらお互い可能なときにオンライン授業に参加(視聴?)させてもらっています。
そのコラムで「チャットならできると言えた長男、なぜそう言えたかの理由も心当たりがあるので、そのあたりはまた次回ご紹介したいと思います。」と記載しました。
今回は長男がなぜチャットならできると言えたのか、学びの場とともにご紹介したいと思います。
結論から言うと
「とってもハマっているオンライン授業があって、そこでチャットでのやりとりをしているから」です!
といっても、今年の春にタブレットを配布され、今少しずつタイピングの練習をしているような状態なので
自分から積極的にチャットに書き込んで会話を楽しんでいるわけではなく、
主にそれを見て楽しんでいて、たまに短い言葉を書き込んでいる程度なのですが・・。
どんなオンライン授業にハマっているかというと、探究学舎のオンライン授業です!
「探究学舎」は少し前に情熱大陸でも紹介されたようなので(私は見られませんでしたが)
ご存じの方も多いのではないのでしょうか?
以前より存在はなんとなく知っていたのですが、「長男にはまだ早いかな・・」と思いスルーしていました。
そんな中、「夏休み特別授業」の初回は無料受講ができると知り、
軽い気持ちで長男に受けてみる?と聞いたところ「受けてみたい」ということで試しに参加してみたら
「面白いから続きも参加したい!」と言いだし、まんまと?課金することになりました。
夏休み特別授業は「元素編」「経済金融編」の2つの授業を受講していました。
現在年長の次男も一緒に2人で毎週楽しみに参加していました。
次男は内容わかっていないところが多かったと思いますが、
長男は夢中でメモをとったりして、食いつきが半端なかったです。
もっと探究学舎の授業を受けたい!と言いだし、毎週のオンライン授業に申込み、現在も参加しています。
何が長男を夢中にさせたのか、ちょっと振り返ってみると・・・
まずは、授業の面白さ!
よく練られた内容はもちろんですが、講師もそれぞれに魅力的な方々です。
自分のカラーを出しながら、講義を進めていて引き込まれます。
そして時には講師が感動して涙を流す場面もあるくらい皆さんアツいです!
オンラインの授業はずっと引きつけておくのが難しいと思うのですが、
時にはちょっとおバカなことを叫んだり、様々な仕掛けをしながら子どもの心をがっちり掴んでいると感じます。
ただ、独特なノリのため、合う・合わないがはっきりしているとも感じます。
おとなしいお子さんや騒がしい環境が苦手なお子さんはひいてしまうかもしれません。
そういう意味でも初回を無料にされているのではないかなあと思います。
長男は騒がしい環境が苦手なはずですが、オンラインで安心できるのか、
それ以上に授業が面白いのか、積極的に参加しています。
ウエブアプリをつかってクイズを取り入れているところも面白い!と思います。
「カフート」というノルウェー発のオンラインプラットホームにアクセスし、
講義中に出されたクイズに答えて正解数や早さを競います。
テレビ番組の早押しクイズ的な感じですかね。私はこのカフートを探究学舎の授業で初めて知ったのですが、
もし詳しく知りたい方がいらっしゃいましたら参考までに解説しているサイトのリンクを張っておきますね。
こちらからどうぞ。
このクイズが長男の闘争心に火をつけています。
現在のオンライン通塾では、上位に入りたい気持ちが強くなり、
授業のテーマに合わせて図書館で本を借りてきて読んだりしている姿を見ると、
探究にも一役買っていて、興味の幅や深さが広がっているなあと思います。
この授業の中でのコミュニケーションは、挙手やゼスチャー、ホワイトボードに記入など
いろんなツールを使うのですが、そのひとつにチャットがあります。
講師はそのチャットを見ながらツッコミを入れたりもしています。
ここでのチャットのやりとりを見て長男はチャットでのコミュニケーションを知り、
これなら自分でもできると考えたのだと思います。
内容も興味深くて、例えば夏休み特別授業の「経済金融編」では、
起業家や株、投資についてや経済社会の負の側面を紹介し、
最終回には将来を見据え今自分達に出来ることは何かを考える、という内容でした。
私が聞いていてもとても面白かったです。
株についての授業のときに講師から
「お父さんかお母さんに10万円を出資してもらって株を買ってみよう!」という提案がありました。
長男は興味がありそうなそぶりはするものの、
さすがにお金を出してもらうことに気がひけているようだったので、
話し合って今まで貯めていた自分のお年玉10万円分で株を購入することにして、現在運用しています。
(たまに今いくらになってる?と聞かれるくらいですが笑)
イマドキだなあと思うところが、オンラインで授業を受けるだけでなく、
先ほど紹介した「カフート」やチャットを利用したり、
課題(探究学舎ではクエストと呼んでいます)をするのにLINEをつかったり動画を投稿したり、
コミュニケーションツールの「Discord」でコミュニケーションしたりとITを活用しているところです。
私も初めて知るツールがあったりしてドキドキですが、勉強にもなっています。
学校のオンライン授業では顔はおろか声さえも出せない長男が、
「探究学舎」の授業では、率先して挙手し、発言しているのを見ると
やっぱり本人が興味あるものに出会うこと、本人に合う環境を設定することが大事なんだなあと感じます。
なんだか探究学舎の宣伝みたいになってしまいましたが(回し者ではありません笑)、
今は探究学舎だけでなく、様々なコンテンツが続々と登場しています。
子どもに合うものを見つけるサポートをしていくことも
親の役割のひとつかもしれないと思っています。
そして、興味関心、合う環境は常に変わっていくものでもあるので、
我が家でも他にもいろいろと試してみながら、本人が夢中になれるもの、
子どもの人生において深めていきたいことが発見できたらいいなあと思っています。
・【オンライン授業はじまりました!】~学校との新しい接点~
・ホームスクーラーになった子どもと接して感じたこと~親が一番の子どもの理解者になるために
・この子は大丈夫、と思えること~その根拠はどこから?
・子どもを信じるって何を信じるの? モヤモヤがすっきりした話
・子どもに「学校に行きたくない」、と言われたとき、どうしますか?
writer: とりいじゅんこ(8歳男子、6歳男子の母)
・キャリアコンサルタント
・キャリアカウンセラー
・「Menter For」公式メンター
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