子どもの資質【時間のながれがゆったりした】子は、日本のテンポにあわないときがある

先日、オンライン22時の山口由起子さんの子どもの強みで

「子どもの資質から社会を見る」というお話を聞いていました。

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子どもの強みを見る観点はたくさんあって、

その子の時間の流れ、
能動的な子か、受動的な子か
内向的か外向的か
器用か不器用か
主観的な視点が優位な子か、
客観的な視点が優位な子か

等々さまざまな観点があります。

そのなかで、たとえばうちの子が顕著なのは

「生理的な時間の流れがゆったり」

という特徴です。

幼いときから、
出かける用意はゆっくり時間をとるとスムーズでした。

時間に間に合わないっ!!などとこちらがあわてると
あとで必ずなにかの不整合(ご機嫌ななめとか)になります。

生理的に違和感を感じていたからだと今はわかります。

いくつも予定が重なると後半は疲れてぐずるとかね。

絵画教室などで教室に入ると、

まずゆっくり教室のなかを観察して
1時間以上描かない(本人は観察するという行動をしているw)、

これは先生が待ってくださる方で本当に助かりました。

対して、いくつ予定があっても夜まで親と外に出ていても割と平気・・・という子もいます。

身体のタフさという資質と目の前の世界がいくつかわっても違和感がないのですね。

または、違和感があるけどおおらかにぐっすり眠れる子は

街中でもレストランでもベビーカーの上で

ぐーぐーよく寝ていますね。

それはそれで親にとってはすばらしい資質。

ゆっくりな体感を持つ資質の子にとって(好奇心は旺盛であっても)
現実的な予定が重なると体感的に違和感やついていけなさを感じる。

生理的なスピード感とまわりの景色のスピードがあわない、というような

本人が感じているのはそういう違和感ではないかと思われます。

ぼーーーーっとしている時間、というのが
まわりが思っている以上に大事な時間なのです。

ぼーっとしているというのは、
完全に安全な場所でないとできません。

だから「おうちがいい」のです。

現在娘は高校に遅刻する、または欠席するということもよくあります。

娘の「求められるスケジュール」での一週間を見てみると

-5時〜5時半 起床

-6時前に家をでる

-部活朝練

-高校授業

-放課後部活、練習

-20時から塾(週5回大学受験のため)

-22時帰宅 それからごはん

行き倒れて床で寝ているかお風呂やテレビ (宿題などとてもできない・・)

翌朝がくる。

週末も部活は休みがないので、(サラリーマンよりずっとタフ!)

上記のような生活が延々と続くわけです。

こんなの当たり前じゃん、と普通のスピードでこなせる高校生のほうが多いのかもしれません。

体力のある高校生、全開だ!とばかりにこなせる子もいれば、
うちの子はとても身体のテンポがついていけません。

それが傍目にも手に取るようにわかります。
足がもつれてくるような感覚です。

社会の制度と 人間の生理のずれ、です。

ここで無理しすぎてしまうと精神的に健康を害する場合や
それがひどくなると鬱になったりする子がいるのは想像にかたくありません。

社会の制度に自分の子どもの生理が合わなかった時、親は、まず子どもが社会のテンポに合うかどうかよく見て実験して(日本のテンポに合わせるようまずはサポートしてみる)、

だめだったら腹をくくって、社会(学校)に対して、子ども側にたつ、
ということが必要だと思います。

「先生、申し訳ありませんが、うちの子はこういう資質と生理感があるので現在の生活速度に無理がでてきています」と説明します。

だから打開策を一緒に考えていただけないでしょうか、と。

わたしもそうします。(^ ^)