2019年8月2日
HSCちゃんは感覚が敏感なので
小さい頃から手がかかりますよね。
ということをお話していました。
臭い〜
この味いやだ〜
暑い〜
寒い〜
疲れた〜
足が痛い〜
行きたくない〜
帰りたい〜
服がチクチクする〜
先生が怖い〜
書き出したらあと20倍くらいありそうです!(笑)
小さい頃は泣き止まずに、こっちが泣いてましたよ!というお母さんも過去にいらっしゃいました。
わたしもそうです。
これは大きくなったら治りますか?
というご質問がよくありますが、
神経系という意味では治りません。
ただ緩和していく、自分で扱えるようになっていくので「ああ、随分神経過敏が治ってきたな」と思われることがでてきます。
ただ、それには条件があるんです。
「はいはい、よしよし」とその不快感を小さいときにはケアしてとりのぞいてあげる、子どもに笑顔でお母さんが答えてあげた、という体験の積み重なりが必要です。
これは神経過敏というジャンルの話ではなくてお母さんと子どもの愛着の形成、というお話です。
愛着の形成?と思われた方、
いきなり新しい言葉を出してすみません。
愛着が形成されなかったときのことを「愛着障害」といいます。
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幼い頃に親との関係で安定した愛着を築けないことで起こる愛着障害は、子供の時だけでなく大人になった後も、心身の不調や対人関係の困難、生きづらさとなってその人苦しみ続けることがあります。
愛着とは、母親との関係によって、その基礎が作られる絆だがそれは他の人との関係に適用され、また修正されていく。愛着は対人関係の土台となるだけではなく安心感の土台となってその守っている。
愛着障害の克服「愛着アプローチ」で、人は変われる 岡田尊司
光文社新書 はじめにより引用
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要するに、小さい頃に
お母さんが自分のことをかまってくれた
自分のために何かをしてくれた
自分の要求を受け入れてくれた
(お母さんのエゴによるものでない)愛情を受けた子どもは自分のなかに基本的な安心感を構築することができるのでそれが感覚過敏が緩和するもとになったりします。
だからといって、
今感覚過敏が大変なお母さまは、やり方を間違っている、という意味ではありません。
その子、その子のタイミングがあるんですね。
じゃあ、いったいいつまでこの子の「わがまま」とも思えるこの訴えを聴き続ければいいの?と思われましたか?
甘えているのか本当の感覚過敏なのかわからない。
とも思いますね?
ひとつの目安は
ギャングエイジ 9〜10歳のころです。
そこで子どもの脳のOSがかわります。
ヒト機能的にひとつ、階段を登るんです。そこで態度としては反抗しつつも、なんか自分で扱える感じになってきているな、と感じたらとってもいい感じですね。
けれども、中学になっても、感覚の敏感さはまったくよくならない、ということも現実には起こります。
もしかしたら学校や社会的なこと(自分だけ外れていると深いところで思っていたり、もっと普通にならなくちゃ、強くならなくちゃと自分を責めて自分でストレスを生み出していることもよくある)が影響しているかもしれないし、本人のタイミングがまだなのかもしれません。
(セッションでは身体のケアの専門家をご紹介することもあります。)
HSCちゃんの子育てのひとつの鍵は
お母さんの観察力です。
大丈夫、お母さんがお子様のことを一番よく知っています。
医学の権威や専門家と言われる人でもお母さんの情報量に叶う人はいません。
どうぞ自信をもっていらしてください。
そして
たまにはおおいにご自身をあまやかして高級オイルエステでも旅行でもなんでも
どうぞ行っちゃってくださいね!
ボーナスの半分つかってエステ行くの、
あり!!!(笑)
バリやタイにほんとうに行ってエステうけてくるの、あり!!
ご自身のエネルギーゲージにもどうぞセンサーしてくださいね?
お母さんのご機嫌力と笑顔が
ほんとうのほんとうに地球を救うのですから!!(⌒▽⌒)