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HSP,HSCに最適!だと思う映画「サティシュの学校」を見ました

2018年12月13日

先日アメリカにいる知人から「明日!」というタイミングで
この映画情報をもらって、
新宿の小さな映画館に映画「サティシュの学校」見に行きました。

彼は言います。

「本来の教育とは、知識を詰め込むことでは無い。
既に備えられているアーティストとしての自分に気づくこと」。

「アーティストとは特別な人のことではない誰もが特別なテストなのだ」と。

この映画はサティシュの教育思想から私たちの内にある想像力創造性を呼び起こし、
素晴らしい人生を作り出しましょうと言う『秘伝』のような映画でした。

ホリスティックな世界観を教えている学校があるんです。

それは大人のための学校でイギリス南西部に設立されている
「シューマッハー・カレッジ」といいます。

自然あふるる学校で、畑や広大なお花畑などまわりにあるのです。
そこは
「想像力の学校と呼ばれ、学生は内面を見つめ、人生の意味を発見できるよう応援されます。
自分が何者であるか見つけるのです。」
(付属ブックレットより)
 

この映画の中で呼びかけられている事は、HSCの子供たちの人生に役立ついろんな示唆があり、
目から鱗でした。

HSCの子どもたちは大きな団体に所属することが向かない子たちがいます。

自分の創造性や共感性を生かしてフリーランスで働いたり会社に属するとしても
毎日会社にいかなければいけないと言う条件を超えて

その人の、その子の、
能力と才能によって何かをその組織に還元するという働き方が向いている
とつくづく感じます。

今まで面談でお話したお子さん達
ほとんど内側に
そういう傾向をお持ちでした。

私たちは
20世紀的な価値観にまだまだとらわれて
大きな会社に所属したほうがいいんじゃないか
有名な大学に行ったほうがいいんじゃないか

そのほうが安心できる人生があるんじゃないか
と思いがちですが

これから70%の仕事が入れ替わる
と言われている現在、

それは保証のかぎりではないかもしれません。

HSC   HSPの人たちは内なる世界を大切にしていかないと
生命エネルギーがすり減って病気になったり、鬱になったり、
学校に行きたくないとなったり
そういうことが起こります。

自分の力を信じることができるように
自己肯定感の高い人生を
生きることができるように

そういうサポートをしていきたいですね!

このサティシュの映画を見てみると
日々の中で
腑に落ちるヒントがたくさんあります。

3月あたりに上映会を
主催したいと思っています。

ご興味ある人は是非いらしてくださいね。

そのあとランチ会でおしゃべりしましょ〜〜!

 

 
 

<サティシュ・クマール(Satish Kumar)プロフィール>
現代を代表するエコロジー思想家、非暴力平和運動家。
1936年、インド・ラージャスターン州生まれ。25歳の時、当時4つの核保有国の首都(モスクワ、ロンドン、パリ、ワシントンDC)に核廃絶のメッセージを届ける約13,000キロの平和巡礼を、無一文・徒歩で2年半かけて踏破。1973年より、経済学者E.F.シューマッハーの呼びかけに応じてイギリスに定住。環境、経済、科学、文化、アート、スピリチュアリティーの融合を提言する『リサージェンス&エコロジスト』誌の編集主幹となり、現在、名誉編集者。「ヒューマン・スケール教育運動」を展開し、イギリス南西部に「スモール・スクール」と「シューマッハー・カレッジ」を創設した。邦訳書に『君あり、故に我あり』(講談社学術文庫)、『人類はどこへいくのか ほんとうの転換のための三つのS〈土・魂・社会〉』(ぷねうま舎)、『サティシュ・クマールのゆっくり問答with辻信一』『怖れるなかれ(フィアノット)愛と共感の大地へ』(以上SOKEIパブリッシング)などがある。

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