感受性高い人たちに適した場所だと思う〜デンマーク・フォルケホイスコーレ・エッセンス合宿@北鎌倉

2泊3日の合宿にいってきました!

 
この3日、北鎌倉の円覚寺と近隣古民家にて
デンマークのフォルケホイスコーレのサイトを運営するIFASさん主催の
「鎌倉ホイスコーレ」です。
 
フォルケホイスコーレとは
 
 
2泊3日、16、7名の方と寝食を共にし、
デンマークのノーフュンスホイスコーレからは
デンマークで約20年教員としてフォルケにいらっしゃるももよ先生もいらっしゃり、
とっても濃ゆい時間でした。
 
うちでは長女が今月からまさに、フォルケに入学しますので
今月末にデンマークに発ちます。。
 
 

そもそもHSPの方達の仕事・ライフを応援する立場の私がどうしてデンマークのフォルケホイスコーレのことを度々話題にするか。それは感受性が高い、感性があるHSP/HSCの方達に

フォルケホイスコーレのプログラムはとっても適していると常々感じているからです。

(入学資格は18歳〜何歳でもいい・)

自己を見つめる手段、自分の内的なものを探る時間として

フォルケホイスコーレの時間は設定されていて、余白の多い時間割だと言われます。

 

そもそもなんでデンマーク?ということを少し書きます。

 

私がデンマークに関わり出したきっかけは私が大学生だった頃
実家にデンマーク人の高校生が一年間ホームステイしていたことでした。
彼は今でも兄弟のような存在感で家族ぐるみでお付き合いしています。

 

彼がデンマークに帰ってからもお付き合いは続きましたが、
当時バブルの風が吹き荒れていた日本、その典型的な職場で「24時間働けますか」を地で行っていた私は、交流の中でデンマーク人の働き方を横目に見て、

 

「なんだよ、なんでこの人たちこんなにヨユーで暮らしているわけよ」と思ったわけです。

毎日5時には家族全員が家に帰っている、

ご飯を作るのはふつーにトーマス(夫)の役目。

奥さんのベーリットは「私は洗濯がね、好きなの」って笑ってる。子供は4人。

休暇は毎年1ヶ月以上世界のどこかへいく感じで、ヨーローッパはもちろんアフリカや中国や南米や、世界中から写真が送られてきて、すごーーーー!!!って驚嘆していました。

彼らは学校も医療もタダ、老後ももちろん完全に保証されている、その代わり税金はめっぽう高くて、日用品から贅沢品まで二度見するお値段。

当時トヨタのヴィッツクラスが300万するって言ってました。

(国民一人当たりのGDPは日本人よりデンマーク人の方が高い。)

子どもができたら、産休・育休でどしどしプロジェクトから外れていく、産休中は旦那も時短だったりして、

でも奥さんはこう言うの。「私は家でずっと赤ちゃんといる。ダンナさんは3時に帰ってくる、それまでの時間が寂しい」と。真顔でwwwwwww( ´ ▽ ` )

「ダンナの帰宅が3時って昼間の3時だよね?」と確認した日本人な私は

心の中でウーチーのダーンーナー夜中の3時に帰ってくるよおおおお~~~と叫んでおりましたよ。

「えっとさ、会社に迷惑がかかる、とかそういう考えはないよね」と聞くとちょっと肩をすくめて

「だって人生の話だよ、しょーがないじゃん」と言う。

 

当時、企業戦士状態だった私は、絶句しておりました。。。

 

時は流れて(すみません端折ります)

 

HSCで不登校の子を応援する仕事や
HSPの繊細で高感受性な女性のお仕事を伸ばす手伝いをし出してから

 

そういう感受性の強い人たちの心のがのびのびできる居場所を一生懸命探してきました。

という時に、

国連幸福度ナンバーワンのデンマーク!!

そういえばデンマーク!!

という出会い直しをしたのが

数年前のことでした。

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(今回のプログラムは北鎌倉の円覚寺で行われました)

 

今回の合宿ではフォルケにすでに行った人、まだ行ってない人含め

フォルケホイスコーレの教育形態を日本に広めたい、と思っている

いろんなバックグラウンドの方々が集まり、

まさに縦横無尽に話をしました。

 

心のあり方の話、
ご自身の経験についての話、
このデンマークから持ち帰った『いいもの=価値観や考え方』を日本で通用するものにするには
どうやったらいいのだろうという思いがみなさまおありで、
色々なことを考えさせられる合宿でした。

教育の息吹、

新しい教育の概念はこういうところから始まるな!ということも同時に感じてましたよ。
 
デンマークのフォルケで20年に渡って教員を勤めておられる
ももよさんは
明るくて、
ダイレクトで、
いつ何時も対話することで
話を進めていこう!
あなたとの関係を築いていこう!
どんな感情も感覚も臆せず出していこう!という
姿勢の方でした。
 
ヒュッゲという流行語を聞いて、
もっとそこはかとない幸せ感をフォルケにイメージしていた私は
そのアクティブさに、
大きな声で笑い喋り
子どものように疑問を投げるももよさんを見て、
大いに驚いたのでした。
 
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前列右から二番目の方です。
中央は主催のIFAS矢野さん。
 
探す、見つける、追求する
会話、談話、対話
共に学び、共に暮らす
という中から
自分はいったい誰なのかを感じ
見つめる、というのがフォルケホイスコーレの概念。
 
あの空間で
「自分は誰で、何をして生きていきたいのか」と向き合うのです。
 
 
今回のプログラムの議論の中では 
「なんとなくフォルケという言葉を使っているけど
フォルケの先生方を支える基本概念をきちんと
踏襲すべきではないか」という議論もでて、
私はとても真剣に受け取りました。
そしてももよさんからは「日本にはいいものもたくさんある
なぜフォルケという言葉をだす必要があるかを
もう一度考えた方がいい」というシンプルなフィードバックにも
うなづきます。
 
教育現場の先生方とお話することが多いので
その立ち上げ期に
いかに基本コンセプトが共有できているか、
思いだけが先行していないか、
社会に向けて言葉で説明できるかという支柱の大切さを
感じます。
哲学をきちんと持っているか。というところ。
 
 
これからイベントなどの形でフォルケホイスコーレを立ち上げる方がたくさん
いらっしゃると思います。
いいな!と思ったら迷わずご紹介していきますね。

それと同時に、
イメージでフォルケという言葉が使われる時代は終わって、

きちんとしたルールとスキル、ツールを網羅すべきなんじゃないかという
時代に差し掛かったのだなという
教育現場の産声を聞いた思いです。
 
 
フォルケの検索&紹介サイト http://www.ifas-japan.com/
でまずはどんなところなのか、見てみてくださいね。
 
日本人の先生がいらっしゃるフォルケの情報。
ももよさんは社会福祉の先生で日本語でデンマークの福祉が学べます。
大人がいく学校ですが、
高校生や大学生は視野に入れてもいいかもしれません。
2019年度はいっぱいだそうです。
2020年度をお考えの方はどうぞご覧ください。
https://www.banzai-international.com/school/dk-nfhs.html

 

夏にはデンマークのツアーをやります!
施設見学だけではない、
デンマーク人の考え方にダイレクトにふれ、

日本の日常に持ち帰れるものはないかと

考える機会にします。

詳細をもうすぐ発表しますね!

 

【ご参考】

これまでに開催したデンマークプログラム・インタビュー

▶特別インタビュー コペンハーゲン大学心理博士・海野あゆみさんに聞く デンマークの子育てってどんなもの?
▶特別インタビュー 海野あゆみさんに聞く② デンマーク人のあり方・人間関係
▶特別インタビュー 海野あゆみさんに聞く③行ってみようよデンマーク!!
▶世界学力ランキング1位フィンランドの教育の秘策~ “宿題という概念が、すでに時代遅れだと思うから”
▶【オンライン22時開催報告】海野あゆみさんの「デンマーク人のあり方は」
▶【開催報告】幸せの国デンマーク〜交換留学でコペンハーゲン大へ行ったリアル体験談
▶【開催報告】トーマスさん(デンマーク人・人材キャリアユニオンCEO)ゲスト
「幸せ大国デンマークの教育のお話」