【オンライン22時開催報告】コペンハーゲン大学心理博士・海野あゆみさんの「デンマーク人のあり方は」

東京は暑い暑いうだるような夏の日、少し外の温度もやわらいだ夜22時から
オンラインで集まる「オンライン22時」をお届けしました。

アウトドアカフェから気持ちのよい風とともに、
コペンハーゲン大学心理博士・海野あゆみさんがお話してくださいました。

デンマークは今、夏時間で一年でももっとも日が長くて光に溢れた季節です。
人々は肌を太陽の光にあてて生きている喜びを思い切り表現しているかのように
くつろいで生き生きしているように見えました。

このプログラムは
このサイト内で特集した海野さんの3回のインタビューがベースになっています。

▶海野さんインタビュー1
▶海野さんインタビュー2
▶海野さんインタビュー3

 

デンマーク人の子どもたちは幼い頃から
「あなたはどうしたいの?」
「それはどうしてなの?」
ということを大人に聞かれ、
自分の好きなことをきちんと伝えられるように教育されるそうです。

 

例えば日本の学校では
座ってきちんと聞く ということがすべての前提となっていますが
デンマークではその子のコンディションによって
教室を出て行く、
床にすわる、ねころぶ、
などどのようなかっこでいても
「あなたが一番勉強しやすい、コンディションに合うやり方をしてください」
というのが大前提となっています。

 

それがその子の学びにプラスに働くのであれば、合理的じゃないか。
というのがその理由です。
日本とはだいぶ事情が違いますね、という感じで
話は始まりました。

 

そして学校や人生の節目で
「どうしたい?」ということを問われ
たとえば、中学校から高校に進学するときに
普通に進学するのではなくて、エフタスコーレ
という芸術や乗馬などを思い切り追求する、
いわゆる「学業」でないところにフォーカスした
学校に行くという選択肢が用意されています。

 

新卒という概念がなく
「人生のなかで多くのことを経験するほどよい」という考えがデンマーク人のベースにあり
高校から大学、大学から就職という局面においても
ストレートでなくてもいい、寄り道したいだけしなさい、
という隠れたメッセージを感じます。
このへんの価値観には
人生に対する大胆ささえ、感じます(笑)

そして就職も
一度で決めなければ!
という気負いがないそうです。

やってみてちがったらどんどん変えていけばいい。

その証拠にデンマーク人は3〜4年という周期で
どんどん職場をかえていくのが普通であるとも伺いました。

「やってみて、次!」いいですね(^ ^)

 

 

そのほかにも、
デンマーク人の人間関係やありかた、

発達に凸凹のある子は?などうかがいました。

最後に来年デンマークツアーをやりたいです、という話になったとき

海野さんはこんなふうなことをおっしゃっていました。

「1日に3〜4この施設を駆け足で視察、みたいなものは
なにか特別なものをゲットできるのかもと思ってきている人には
がっかりされる方もいらっしゃるんです。
そういうものじゃなくて、じっくりと家庭や学校に入って
デンマーク人と話をする、そういうなかで見えてくるものを

体験してほしいなあと思って」

体験したいのは結局デンマーク人のあり方。

それはちょっと施設を見学するくらいじゃ、
とても得ることができないものなのですね。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました!

 

海野さんが企画してくださるツアーに行きたいですね。
来年9月にデンマークツアーを開催できますように!

 

~直後にいただきましたご感想から~

【とても濃い時間でした。
インタビュー記事も何度も読みたくなりますが
海野さんから直に語られると更に心に響きました。
「ひとりひとりが尊い」という言葉がとても重く、そしてあたたかく感じました。】


【今日のオンライン、とっても面白かったです。

デンマーク人たちに、アドラーの教えを感じました。
個々を認め、その根底には愛があり、貢献感を大事にする。
素敵〜と心震えました(^^)
興奮冷めやらなかったので、とにかくメッセージしちゃいました。
行ってみたいです、デンマーク!】

▶海野さんインタビュー1
▶海野さんインタビュー2
▶海野さんインタビュー3